壁 穴 補修 賃貸 退去|費用を抑えて原状回復するための方法

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壁に穴が開いてしまった賃貸物件の退去を控えて、補修費用がどれくらいかかるのか不安に感じていませんか。画鋲やピンの小さな穴なら通常の生活範囲として扱われるケースが多いですが、ネジ穴や大きな穴は原状回復の対象になる可能性があります。この記事では壁の穴の補修を賃貸で行う場合の考え方と、退去前に自分でできる修繕方法を穴の大きさ別に紹介します。費用を最小限に抑えるためのポイントも解説するので、退去準備の参考にしてください。

壁の穴は賃貸の退去時に請求される?原状回復の基本ルール

壁の穴が補修対象になるかどうかは、賃貸の退去時に最も気になるポイントでしょう。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に沿って整理します。

通常の使用範囲と判断されるもの

  • 画鋲・ピンの穴: カレンダーやポスターを掛けるための小さな穴は、通常の生活で生じる損耗として借主の負担にならないのが一般的
  • テレビアンテナ設置用のビス穴: 生活に必要な設備として認められるケースがある

借主負担になりやすいもの

  • ネジ穴・アンカー穴: 棚やカーテンレールの取り付けでできた穴は、下地ボードまで貫通していると補修費用を請求されやすい
  • 拳大以上の穴: うっかりぶつけたり物をぶつけたりしてできた大きな穴は、借主の過失とみなされる
  • くぎ穴: 画鋲より太いくぎは跡が目立ちやすく、請求対象になることがある

ただし契約書の特約によって異なるため、退去前に賃貸借契約書の原状回復条項を必ず確認してください。

賃貸の壁にあいた小さなネジ穴のアップ

壁の穴を補修する方法|賃貸の退去前にできるサイズ別対処法

壁の穴の補修を賃貸の退去前に自分で行う場合、穴の大きさによって方法が変わります。以下の3パターンで解説します。

小さな穴(画鋲・ピン程度 〜2mm)

この程度なら請求されないケースが多いですが、気になる場合は以下の方法で目立たなくできます。

  • 壁穴補修用のパテ: チューブタイプのものを穴に押し込み、ヘラで平らにならす
  • 木工用ボンド+ティッシュ: 応急処置として、少量のボンドをティッシュに含ませて穴に詰める

中程度の穴(ネジ穴・ビス穴 3〜10mm)

  1. 穴の周りの壁紙が浮いていたら、カッターで整える
  2. 壁穴補修パテ(ホームセンターや100円ショップで入手可能)を穴に押し込む
  3. ヘラで壁面と平らになるようにならし、はみ出した分を拭き取る
  4. 乾燥後(1〜2時間)、必要に応じて紙やすりで軽く磨く
  5. 壁の色に合った補修用ペンや壁紙用のりで仕上げる

大きな穴(拳大 〜10cm以上)

大きな穴はDIYでの補修が難しく、仕上がりが悪いとかえって退去費用が上がる可能性があります。

  • リペアプレートを使う方法: アルミメッシュのリペアプレートを穴に貼り、その上からパテを塗って平らにする
  • ただし壁紙の色合わせが難しいため、管理会社に事前相談するのがおすすめ

自分で直すか業者に任せるかの判断基準としては、穴の直径が5cm以上なら専門業者やリフォーム会社への相談を検討したほうがよいでしょう。

壁の穴にパテを塗って補修している手元の様子

補修費用の目安と退去費用を抑えるポイント

壁の穴の補修にかかる費用と、賃貸の退去時に請求額を減らすコツを紹介します。

自分で補修する場合の費用

アイテム 価格の目安 購入場所
壁穴補修パテ(チューブ) 100〜500円 100円ショップ、ホームセンター
補修用ヘラ 100〜300円 100円ショップ
壁紙補修用のり 200〜600円 ホームセンター
リペアプレート 300〜800円 ホームセンター
紙やすり 100円前後 100円ショップ

小さな穴なら合計500円以下で補修できます。

業者に依頼した場合の目安

  • ネジ穴程度の補修: 5,000〜10,000円
  • 拳大の穴の補修(壁紙張替え含む): 15,000〜30,000円
  • 壁紙の全面張替え(1面): 30,000〜60,000円

退去費用を抑えるポイント

  • 退去立会いの前に写真を撮っておく: 補修前と補修後の状態を記録に残す
  • 入居時の写真と比較する: 元からあった傷や汚れの責任を問われないよう証拠を準備
  • ガイドラインを確認する: 国土交通省の原状回復ガイドラインに沿って、正当でない請求には根拠を持って交渉できる
  • 管理会社に事前に相談する: 自分で直すと余計に費用がかかるケースもあるため、先に相談するのが無難
100均で買える壁の補修グッズが並んでいる様子

よくある質問

画鋲の穴は退去時に請求されますか?

一般的には、画鋲やピン程度の小さな穴は「通常の生活による損耗」として借主負担にはなりません。ただし、大量に穴があいている場合や契約書の特約で定められている場合は例外もあるため、契約内容を確認しておきましょう。

壁の穴を自分で補修して退去しても問題ない?

基本的に問題ありませんが、仕上がりが粗いと逆に補修費用を請求される場合があります。自分で直す場合は、壁紙の色に近いパテを使い、できるだけ目立たないように仕上げることが大切です。不安な場合は管理会社に事前に確認を取りましょう。

賃貸の壁に棚を取り付けたいけど穴を開けたくない場合は?

突っ張り棒式の棚や、ホッチキスで固定するタイプの壁掛け収納がおすすめです。ホッチキスの穴は画鋲よりも小さく、退去時にほぼ問題になりません。また、粘着テープ式のフックも壁を傷つけにくい選択肢です。

退去時に高額な修繕費を請求されたらどうすればいい?

まず請求内容の明細を書面で求め、国土交通省のガイドラインと照らし合わせてください。不当に高額だと感じる場合は、消費生活センター(局番なし188)に相談できます。

賃貸の退去前に壁の状態を確認している様子

まとめ

壁の穴の補修と賃貸の退去に関するポイントを振り返りましょう。

  • 画鋲程度の穴は通常使用の範囲。ネジ穴以上は借主負担になりやすい
  • 小さな穴はパテで簡単に補修できる。100均のグッズでも対応可能
  • 5cm以上の大きな穴は業者に相談したほうが結果的に安くなることがある
  • 退去前に補修前後の写真を撮り、入居時の状態と比較できるようにしておく
  • 契約書の原状回復条項と国土交通省のガイドラインを事前に確認する

住まいのトラブルを自力で解決するヒントとして「シロアリ 被害 兆候 チェック 費用|早期発見で大切な家を守る完全ガイド」もあわせてご覧ください。

退去まで時間がある方は、まず壁の穴の状態を写真に撮って記録し、自分で直せる範囲かどうか判断するところから始めてみてください。

きれいに補修された白い壁のアップ

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