<p>だしの取り方が簡単にわかれば、毎日の味噌汁や煮物がぐっとおいしくなります。でも「だしを取るのは手間がかかりそう」「余ったら保存はどうするの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。実は、だしの取り方は簡単で、正しく保存すれば冷蔵で3日、冷凍なら約1か月持たせることができます。この記事では、かつお節・昆布・煮干しそれぞれのだしの取り方を簡単な手順で紹介し、保存方法や時短のコツまでまとめています。忙しい日でも手軽に本格的なだしを使えるよう、ぜひ最後までご覧ください。</p>
だしの取り方が簡単になる3つの基本素材と下準備
家庭で使われるだしの素材は、大きく分けて「かつお節」「昆布」「煮干し」の3種類です。それぞれ風味が異なるため、料理に合わせて使い分けると味の幅が広がります。
| 素材 | 風味の特徴 | 合う料理 |
|---|---|---|
| かつお節 | 香り高く、華やかなうまみ | 味噌汁、お吸い物、茶碗蒸し |
| 昆布 | 穏やかで上品なうまみ | 煮物、鍋、湯豆腐 |
| 煮干し | しっかりしたコクと魚の風味 | 味噌汁、うどん、ラーメン |
下準備として、昆布は表面を固く絞った布巾で軽く拭いておきます。白い粉はうまみ成分(グルタミン酸)なので、水洗いはしません。煮干しは頭とワタを取り除くと、雑味や苦みが抑えられてすっきりした味わいになります。かつお節は削りたてが理想ですが、市販の削り節パックでも十分おいしいだしが取れます。開封後は空気に触れると風味が落ちやすいので、ジッパー袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

素材別・だしの取り方を簡単3ステップで解説
かつお節だしの取り方
- 鍋に水800mlを入れ、沸騰させる
- 火を止めてからかつお節20g(ふわっとひとつかみ程度)を入れ、1〜2分そのまま置く
- ざるにキッチンペーパーを敷いてこす。かつお節を絞ると雑味が出るので、自然に落とすのがポイント
昆布だしの取り方
- 水800mlに昆布10g(10cm角1枚程度)を入れ、30分以上浸す(前の晩に仕込むと楽)
- 中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す
- 沸騰させると粘りが出るため、鍋の底から小さな泡が上がり始めたタイミングで引き上げる
煮干しだしの取り方
- 煮干し20gの頭とワタを取り、水800mlに入れて30分浸す
- 中火にかけ、アクを取りながら5分ほど煮出す
- ざるでこして完成。苦みが気になる場合は煮出し時間を短めにする
どの素材でも、だしの取り方は簡単な3ステップで完了します。慣れてきたら、かつお節と昆布を合わせた「合わせだし」にも挑戦してみてください。昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸が組み合わさることで、うまみの相乗効果が生まれ、単独で取るよりも格段に深い味わいになります。合わせだしは、先に昆布だしを取り、そこにかつお節を加えるだけなので、手順はほぼ同じです。

だしの取り方が簡単になる時短テクニックと保存の基本
毎回だしを取るのが面倒に感じるときは、以下の時短テクニックを活用すると負担が減ります。
- 水出し法:昆布や煮干しを水に入れ、冷蔵庫で一晩(6〜8時間)置くだけ。火を使わないので、寝る前にセットしておけば朝にはだしが完成します
- だしパック活用:かつお節や煮干しを不織布のだしパックに詰めておけば、こす手間が省けます。100円ショップでも手に入ります
- まとめ取り:一度に1.5〜2リットルまとめて取り、保存しておく方法。1回あたりの手間が大幅に減ります
取っただしは、粗熱を取ってから保存容器に移しましょう。清潔な容器を使うことが、鮮度を保つ最大のポイントです。
なお、食品の保存全般については、消費者庁のサイトでも家庭での食品管理に関する情報が公開されています。気になる方は参考にしてみてください。
食材の保存テクニックに興味がある方は、「ほうれん草 冷凍 生のまま できる|簡単保存で鮮度長持ち」も合わせてご覧ください。

続いて、取っただしを無駄なく使い切るための保存方法を詳しく見ていきましょう。冷蔵と冷凍、それぞれの保存期間と方法を押さえておくことが大切です。
冷蔵保存(目安:2〜3日)
- 粗熱が取れたら、蓋つきの清潔な容器やピッチャーに移す
- 使う分だけ取り出し、残りはすぐに冷蔵庫に戻す
- 2日を過ぎたら、匂いや濁りがないか確認してから使う
冷凍保存(目安:約1か月)
- 製氷皿に入れてキューブ状に凍らせると、必要な分だけ取り出せて便利
- 凍ったらジッパー付き保存袋に移し替え、日付を書いておく
- 1回分(200〜300ml)ずつ保存袋に平らに入れて冷凍する方法もおすすめ
だしの取り方を簡単にして保存までセットで習慣化すれば、平日の料理がぐっと楽になります。冷凍キューブなら、味噌汁1杯分をレンジで解凍するだけで使えます。煮物やうどんのつゆにも、凍ったまま鍋に入れれば自然に溶けるので手間がかかりません。
保存するときの注意点として、だしは塩分が少ないため傷みやすい食品です。常温で長時間放置すると雑菌が繁殖しやすいので、取ったら早めに冷まして冷蔵庫へ移す習慣をつけましょう。
開封後の食材管理が気になる方は、「ラーメン 麺 保存 開封後|美味しさ長持ちの秘訣と簡単テクニック」も参考になります。
また、だしを取った後のかつお節や昆布は「だしがら」として再利用できます。フライパンで乾煎りし、醤油とみりんで味付けすれば、ふりかけの完成です。食材を無駄なく使い切る工夫として、ぜひ試してみてください。
よくある質問
だしは水道水で取っても大丈夫ですか?
水道水で問題ありません。ただし、カルキ臭が気になる場合は、一度沸騰させてから冷ました水を使うか、浄水器を通した水を使うとより雑味の少ないだしに仕上がります。
顆粒だしと手作りだしの違いは何ですか?
顆粒だしは手軽で味が安定しますが、塩分や添加物が含まれていることが多いです。手作りだしは素材本来の風味が楽しめ、塩分を自分で調整できるのがメリットです。厚生労働省が公開している日本人の食事摂取基準でも、ナトリウム(食塩相当量)の目標量が示されています。減塩を意識する方には手作りだしが向いています。
だしを冷凍すると風味は落ちませんか?
冷凍直後の1か月以内であれば、風味の変化はほとんど感じません。ただし、長期間の冷凍や、何度も解凍・再冷凍を繰り返すと味が劣化します。使う分だけ小分けにして冷凍するのがおすすめです。
だしの取り方で簡単な方法は何が一番おすすめですか?
初心者には「昆布の水出し」が最も簡単です。昆布を水に入れて冷蔵庫に一晩置くだけで、上品なだしが取れます。火を使わず、保存容器のまま冷蔵庫で管理できるので、だしの取り方から保存まで一連の流れがシンプルにまとまります。

まとめ
だしの取り方は簡単な手順さえ覚えれば、特別な道具がなくても家庭で十分おいしく取ることができます。かつお節・昆布・煮干しのどれを使っても、基本は「水に入れて加熱し、こす」だけです。保存も冷蔵なら2〜3日、冷凍なら約1か月もつので、まとめて作り置きしておけば毎日の料理が格段に楽になります。
今回のポイントをおさらいすると、以下の3つが大切です。
- 素材ごとの基本手順を守る(温度と時間がカギ)
- 水出しやだしパックで時短する
- 製氷皿やジッパー袋で小分け冷凍し、使いたいときにすぐ使う
下ごしらえのちょっとした工夫に興味がある方は、「にんにく 芽 取り方 簡単|簡単3ステップで解決」もぜひチェックしてみてください。
まずは今晩、昆布を水に浸けるところから始めてみましょう。明日の朝には、自家製だしで作る味噌汁が楽しめます。


