お礼状 書き方 例文 お中元|相手別にそのまま使える文例7本と出す時期の目安

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お礼状 書き方 例文 お中元と検索する人の多くは、便箋を前にして最初の一行が書けずに止まっています。品物が届いたのはうれしいけれど、会社の上司に出すのか親戚に出すのかで文面は変わりますし、はがきで済ませていいのか封書にすべきかも迷うところです。この記事では、お礼状の型を頭語から結語まで6つの部品に分けたうえで、相手別・手段別にそのままコピーして使える文例をすべて全文で載せました。届いてから何日以内に出せばいいかの目安と、うっかり遅くなってしまったときの書き出しもあわせて紹介します。

お礼状 書き方 例文 お中元の基本|いつ・どの手段で出すかを先に決める

文面を考える前に決めておきたいのが「いつ出すか」と「何で出すか」の2つです。この2つが決まると、書き出しの挨拶も文章の長さも自然に絞り込まれ、あとは型に沿って埋めるだけになります。

届いたらできるだけ早く。目安は2〜3日以内

お礼状は、品物が届いたその日か翌日に書くのが一番きれいです。一般的には2〜3日以内、遅くとも1週間以内に相手の手元へ届くように、と言われます。理由ははっきりしていて、贈った側は「無事に届いただろうか」「好みに合っただろうか」と気にしているからです。凝った文章を練り上げるより、早く着く一枚のはがきのほうがずっと安心してもらえます。

先に電話やメールで「届きました」と伝えておき、後日あらためて書面を送る二段構えも、失礼にはあたりません。ビジネスの相手にはむしろ喜ばれることの多い方法です。

手段は相手との距離で選ぶ

  • 封書(手紙)…会社の上司、目上の親族、改まったお付き合いの相手。一般的にはこれが最も丁寧とされます
  • はがき…親戚、ご近所、日頃から行き来のある取引先。手軽で、何より早く届きます
  • メール…普段からメールでやり取りしている仕事相手。速報として使い、必要なら後日書面を添えます
  • 電話…親しい親戚や友人。声で感想を伝えられるのが一番の強みです

迷ったときは「その相手が自分に対して普段どの手段を使っているか」に合わせると大きく外しません。年賀状のやり取りしかない親戚にいきなりメールを送ると、かえって軽く見えてしまうことがあります。

お中元・お歳暮・暑中見舞いは別のものとして扱う

ここを混ぜてしまうと、挨拶文と本文がちぐはぐになります。ざっくり整理すると次のとおりです。

  • お中元…夏に、その年の上半期の感謝を伝える贈り物。関東ではおおむね7月初旬から15日ごろ、関西など西日本では7月中旬から8月15日ごろに贈られることが多いとされます。ただし地域や家によって幅があるので、断定せず相手の慣習に合わせるのが無難です
  • お歳暮…年末に一年の感謝を伝える贈り物。おおむね12月初旬から20日ごろ
  • 暑中見舞い・残暑見舞い…贈り物ではなく季節の挨拶状。暑中見舞いは梅雨明けごろから立秋(8月7日ごろ)まで、それ以降は残暑見舞いに切り替わります

お中元のお礼状を「暑中お見舞い申し上げます」で書き出すこと自体は間違いではありませんが、その場合は挨拶状の体裁になるので、お礼の言葉を必ず本文の中心に置いてください。むしろ目立ってしまうのは時期の取り違えのほうで、8月8日ごろを過ぎたら「暑中」ではなく「残暑」と書く、と覚えておくと安心です。

夏はお盆の供え物や親族間のやり取りとも重なる季節です。まとめて段取りしておきたい人は「お盆 お供え マナー 初めて 準備|五供・精霊馬からのし・金額まで迷わない手順」もあわせて目を通しておくと、夏の贈答まわりが一度に片づきます。

夏の贈答品の箱と卓上カレンダーを並べた食卓

お礼状の型を6つの部品に分ける|どこを差し替えれば自分の文になるか

お礼状は自由作文ではなく、決まった部品を順番に並べていく組み立て作業です。お礼状 書き方 例文 お中元と検索して出てくる文面も、たどっていけばほぼ同じ骨格でできています。次の6つを上から順に埋めていけば、それだけで一通になります。

  1. 頭語…「拝啓」など。はがきや親しい相手では省いても構いません
  2. 時候の挨拶…「盛夏の候」「毎日暑い日が続きますが」など、月に合わせた一言
  3. 相手を気遣う言葉…「皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」「貴社ますますご清栄のことと〜」
  4. お礼の言葉…ここが本題。品物の名前を具体的に書きます
  5. 結びの挨拶…相手の健康や今後のお付き合いに触れて締めます
  6. 結語・日付・署名…頭語を使ったら、必ず対応する結語で閉じます

差し替えどころ1:頭語と結語はセットで覚える

  • 拝啓 → 敬具…一般的な組み合わせ。迷ったらこれで問題ありません
  • 謹啓 → 謹白・敬白…よりあらたまった相手や、初めてお礼状を出す取引先に
  • 前略 → 草々…前文(時候の挨拶)を省く形なので、お礼状には向かないとされることが多い組み合わせです

女性の私信では、結語に「かしこ」を使うこともあります。はがきの場合は頭語も結語もどちらも省き、季節の挨拶から始めて構いません。書ける行数が限られているぶん、省略が前提と受け取ってもらえます。

差し替えどころ2:時候の挨拶は月に合わせて入れ替える

  • 7月上旬…小暑の候/七夕飾りが涼しげに揺れる季節となりました
  • 7月中旬〜下旬…盛夏の候、猛暑の候/梅雨も明け、いよいよ本格的な夏となりました
  • 8月上旬…立秋の候/暦の上では秋とはいえ、厳しい暑さが続いております
  • 8月中旬以降…残暑の候、晩夏の候/残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか

「盛夏の候」のような漢語調はビジネスや目上の相手向け、「毎日暑いですね」に近い口語調は親戚や友人向け、と考えて使い分けます。同じ文面でもここを入れ替えるだけで、硬さの印象がかなり変わります。

差し替えどころ3:お礼の一文は「品名+そのときの様子」で書く

使い回しが効かないのはこの一文だけです。「結構なお品を頂戴し」で終えてしまうと、何が届いたのか読み取れず、どうしても事務的な印象になります。次の2つを足してください。

  • 品名を書く…「みずみずしい桃を」「涼しげな水羊羹を」「香りのよい素麺を」
  • 様子を書く…「家族そろって夕食後にいただきました」「子どもが冷蔵庫を何度ものぞきに行っておりました」

この2点を入れるだけで、型どおりの文章でもきちんと届いた手紙になります。逆に避けたいのが金額に触れる表現で、「高価なお品を」「お高いものを」は値段を詮索したように受け取られることがあります。「結構な」「立派な」といった言い方に置き換えておくと安全です。

便箋と封筒と万年筆を並べた書き物机

そのまま使えるお礼状 書き方 例文 お中元|相手別・手段別の文例7本

ここからが本題です。お礼状 書き方 例文 お中元として実際に使える文面を、相手別・手段別に全文で載せます。○○の部分をご自身の状況に置き換えれば、そのまま清書できます。

例文1:会社の上司へ(封書・最も丁寧に)

拝啓 盛夏の候、○○様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
このたびはご丁寧なお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。頂戴いたしました水羊羹は、暑さで食欲の落ちていた家族にも大変好評で、夕食後に一つずつ大切にいただいております。
日頃から何かとお心にかけていただいておりますうえ、このようなお心遣いまで賜り、恐縮するばかりです。
本格的な暑さはこれからと申します。○○様もどうぞご自愛のうえ、お元気でお過ごしくださいませ。
まずは書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
令和○年七月○日
○○ ○○

例文2:取引先・ビジネス(封書または社用はがき)

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびはご丁寧なお中元の品を頂戴し、誠にありがとうございました。社員一同、ありがたく頂戴いたしました。
本来であれば直接お伺いして御礼を申し上げるべきところ、まずは書中をもちましてご挨拶とさせていただきます。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のさらなるご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
敬具
令和○年七月○日
株式会社○○ 営業部 ○○ ○○

会社によっては、贈答品の受け取り自体に社内規定がある場合があります。高額と思われる品が届いたときは、返信の前に上長へ一報を入れておくと安心です。

例文3:親戚・目上の親族へ(はがき)

毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは立派な桃をお送りいただき、本当にありがとうございました。さっそく冷やしていただきましたところ、驚くほど甘くて、家族で夢中になって食べてしまいました。
いつも気にかけていただき、感謝するばかりです。この夏はこちらから顔を出せそうですので、そのときはまたゆっくりお話を聞かせてください。
暑さはこれからが本番です。どうぞご無理をなさいませんように。

はがきなので頭語と結語は省いています。親族へは「ありがとうございました」だけで終わらせず、次に会う約束や近況を一行添えると、次のお付き合いにつながります。

例文4:友人・親しい相手へ(はがき・カード)

お中元、ありがとう。届いた箱を開けたら大好きなゼリーがぎっしり並んでいて、思わず声が出ました。
子どもが「これ全部食べていいの」と大喜びで、その日のうちに半分なくなってしまいました。
いつも気を遣わせてしまってごめんね。近いうちにこちらからも夏らしいものを送ります。
毎日暑いから、体調を崩さないように気をつけて。またゆっくり会おうね。

親しい相手には、敬語で固めすぎないほうが気持ちが伝わります。ただし「お返しは気にしないで」といった言い方は、相手に気を遣わせることもあるので、こちらから送る予定があるなら素直に書いてしまうほうが自然です。

例文5:メールで送る場合(ビジネス)

件名:お中元の御礼(株式会社○○ ○○)

株式会社○○
○○部 ○○様

いつも大変お世話になっております。株式会社○○の○○です。
このたびはご丁寧なお中元の品を頂戴し、誠にありがとうございました。頂戴した詰め合わせは、部内でありがたく分けさせていただきました。
本来であれば書面にて御礼を申し上げるべきところ、取り急ぎメールにてご挨拶申し上げます。
厳しい暑さが続きますので、皆様どうぞご自愛くださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。

件名に「お中元の御礼」と社名を入れておくと、相手が一覧のまま用件を把握できます。「取り急ぎメールにて」の一言があると、書面を省いたことへの断りになります。

例文6:電話でお礼を伝える場合

電話は、名乗る→届いた報告→具体的な感想→相手を気遣う→締める、の順に話すとまとまります。

もしもし、○○です。ご無沙汰しております。
本日、素敵なお中元が届きました。いつもお気遣いいただいて、本当にありがとうございます。
素麺は主人も子どももちょうど大好きで、届いた箱を見て喜んでおりました。
そちらは皆様お変わりありませんか。暑い日が続きますので、どうぞご無理なさらないでくださいね。
本当にありがとうございました。失礼いたします。

相手が仕事中の可能性を考えて、朝一番や食事どき、夜遅い時間は避けるのが無難です。目上の方には、電話でひとまず伝えたうえで、後日はがきを一枚出しておくとより丁寧になります。

例文7:お礼が遅くなってしまったとき(立秋以降)

残暑お見舞い申し上げます。
このたびは結構なお中元の品をお送りいただき、誠にありがとうございました。お礼が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
頂戴した焼き菓子は、家族で少しずつ楽しませていただいております。バタバタと過ごしているうちに日が過ぎてしまい、お伝えするのが遅れましたことをお詫び申し上げます。
まだ暑い日が続きます。どうぞお体を大切にお過ごしください。

遅れたときは、言い訳を長く書かないのがコツです。「お礼が遅くなり失礼いたしました」と一行で詫びて、あとは通常どおりのお礼に戻します。出す時期によって、立秋(8月7日ごろ)までなら「暑中お見舞い申し上げます」、それ以降なら「残暑お見舞い申し上げます」に差し替えてください。目上の方には「暑中お伺い申し上げます」「残暑お伺い申し上げます」とする書き方もあります。

はがきに万年筆で文字を書く手元

よくある質問

お礼状 書き方 例文 お中元で見つけた文例を、そのまま使ってもいいですか

骨組みはそのまま使って構いません。文例が世に出回っているのは、それが読み慣れた形だからです。ただし、品物の名前と、そのときの家の様子を書いた一文だけは必ず自分の言葉に差し替えてください。この一文があるかどうかで、印象はまったく変わります。逆に頭語や時候の挨拶をひねる必要はなく、定型のままで十分です。

電話やメールだけで済ませてしまってもいいですか

相手との関係によります。日頃からメールでやり取りしている仕事相手や、気心の知れた友人であれば、それだけで失礼になることはまずありません。一方、会社の上司や年配の親族など、普段手紙のやり取りがある相手には、書面が一枚あると丁寧に受け取られます。判断に迷ったら、電話で先にお礼を伝えたうえで、はがきを一枚出しておけば間違いがありません。

お中元をいただいたら、お返しの品は必要ですか

お中元は日頃の感謝を伝える贈り物なので、一般的にはお返しの品は必須ではないとされ、お礼状だけで十分とされています。ただ、相手との間柄によっては、同程度の品を「お中元」または時期がずれていれば「暑中御見舞」「残暑御見舞」として送り返すこともあります。今後は遠慮したいという場合は、お礼を述べたうえで「どうぞ今後はお気遣いなさいませんように」と一言添える書き方が使われます。

相手が喪中のときはどうすればいいですか

お中元はお祝いではなく感謝を伝えるものなので、喪中でもお礼状を出して差し支えないとされています。気になる場合は、紅白の水引や華やかな絵柄のはがきを避け、白い便箋や落ち着いた無地のものを選ぶと安心です。四十九日を過ぎていないなど時期が近いときは、少し日を置いてから出す配慮もあります。地域や家ごとの考え方に幅があるところなので、迷ったら家族や周囲の年長者に確認しておくと確実です。

郵便ポストの前で封筒を持つ手元

まとめ

お礼状 書き方 例文 お中元で押さえておきたいのは、次の5点です。

  • 品物が届いたら2〜3日以内、遅くとも1週間以内に着くよう出す
  • 手段は相手との距離で選ぶ。目上には封書、親戚や友人にははがき、仕事相手にはメールでもよい
  • 文面は頭語・時候の挨拶・気遣い・お礼・結び・結語の6部品に分けて組み立てる
  • 差し替えるのは「時候の挨拶」と「品名+そのときの様子」の2か所だけ
  • 遅れたら一行だけ詫びて、立秋を境に「暑中」から「残暑」へ書き分ける

マナーの本には細かな決まりがいくつも並んでいますが、贈った側が知りたいのは「無事に届いたか」「喜んでもらえたか」の2つだけです。そこさえ伝わっていれば、多少の形式のずれで気を悪くする相手はまずいません。

まずは届いた品物の名前と、それを家族でどう味わったかを一行メモしてください。例文3か4を開いてその一行を差し込めば、今日のうちにポストへ投函できます。

麦茶と書き終えた手紙が置かれた夏の卓上

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