ぎんなん 殻 むき方 レンジ|封筒で40秒、破裂させずにつるんとむくコツ

ぎんなん 殻 むき方 レンジのイメージ画像 料理・食材保存

「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」で検索してたどり着いたなら、答えを先に言います。殻の合わせ目に軽くヒビを入れ、無地の紙封筒に入れて、600Wで40秒から。パチパチと数回鳴ったら止めて、様子を見ながら10秒ずつ足す。これだけで、あの硬い殻が指で押すだけで開きます。旬は秋、店先に殻付きが並ぶ時期です。この記事では、破裂させないための下ごしらえ、熱いうちにやる薄皮むき、余った分の保存、そして食べる量の注意までを、台所で手を動かす順番どおりに並べました。

「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」の基本|紙封筒に入れて、短く刻んで加熱する

やることは3つだけです。殻に軽くヒビを入れる、紙封筒に入れる、短時間ずつ加熱する。この順番さえ守れば、道具は家にあるもので足ります。フライパンで炒るより早く、庫内に油はねやにおいが残ることもありません。

用意するもの

  • 無地の紙封筒:茶封筒で十分です。窓付き、金属の留め具付き、内側にアルミが貼られた袋は使えません
  • 殻にヒビを入れる道具:ぎんなん割り器、ペンチ、キッチンばさみの根元など(次の章で詳しく説明します)
  • ミトンか乾いた布巾:加熱直後の封筒と殻はかなり熱くなります
  • 小さめのボウル:むいた実を受けるため。殻を捨てる容器も手元に用意しておくと片づけが早いです

手順は6つ

  1. 殻の合わせ目を確認する:ぎんなんの殻には、縫い目のような線が両側に走っています。ここが割れやすい線です
  2. 合わせ目に軽くヒビを入れる:真っ二つにする必要はありません。細い筋が入り、わずかに隙間ができれば十分です
  3. 封筒に入れて口を2回折り返す:10〜20粒くらいまでが扱いやすい量です。ホチキスやクリップで留めないでください
  4. 600Wで40秒加熱する:封筒を寝かせて、庫内の中央に置きます
  5. パチパチと数回鳴ったら一度止める:音が2〜3回続いたあたりが、だいたいの目安です
  6. 足りなければ10〜20秒ずつ追加する:一気に1分足すのではなく、刻んで確かめます

ここで挙げた時間は、あくまで目安です。電子レンジは機種によって出力の効き方がかなり違い、同じ600W表示でも温まり方は同じではありません。粒の大きさ、乾き具合、一度に入れた量でも変わります。「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」で見かける秒数がそのまま自分の家で通用するとは限らないので、最初の1回は40秒で止めて開けてみて、自分のレンジのちょうどいい秒数を見つけてしまうほうが結局は早道です。

それと、加熱中はレンジの前を離れないでください。紙を庫内で温めている以上、回しすぎれば封筒が焦げます。音を聞いていれば止めどきも分かるので、その場で待つのがいちばん確実です。

ざるに盛られた殻付きのぎんなん

破裂を防ぐ下ごしらえ|殻にヒビを入れる道具と、力の入れ方

レンジ加熱でいちばん困るのは、殻が勢いよくはじけることです。理由ははっきりしていて、実に含まれた水分が加熱で水蒸気になり、閉じた殻の中で行き場をなくすからです。逃げ道を1本つくっておけば、圧力は静かに抜けていきます。ヒビを入れる下ごしらえは、手間ではなく安全のための工程だと考えてください。

道具は4つ、どれか1つあれば足りる

  • ぎんなん割り器:秋になると店頭に並ぶ専用の道具です。力加減の調整がいちばんしやすく、粒の大きさに合わせて挟めます
  • ペンチ・プライヤー:家にあるなら十分使えます。先の細い部分ではなく、根元寄りの平らな面で挟むのがコツです
  • キッチンばさみの根元:くるみ割り用のギザギザが付いたはさみなら、そこに殻をはめて軽く握ります
  • すりこぎ・包丁の背:まな板に布巾を敷いて転がらないように押さえ、コツンと軽く叩きます。力任せに振り下ろさないこと

「パカッ」ではなく「ピシッ」で手を止める

力を入れすぎると、殻ごと実が潰れます。挟むときは合わせ目の線に沿って挟むと、少ない力でヒビが走ります。乾いた小枝を折ったような「ピシッ」という手応えがあったら、そこで手を止めてください。殻が二つに割れてしまっても失敗ではありませんが、加熱中に実が乾きやすくなります。

力を入れてもなかなかヒビが入らない粒もあります。無理にこじると手元が滑って危ないので、いったん外して向きを90度変え、挟み直してください。

封筒が果たしている3つの役割

封筒はただの入れ物ではありません。万一はじけたときに殻の破片を受け止め、飛び散る油分とにおいを庫内から遠ざけ、さらに袋の中にこもった蒸気が全体を軽く蒸してくれます。「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」の手順で封筒が必ず出てくるのは、この3つが同時に効くからです。耐熱皿に直接並べて加熱すると、いずれも失われます。ラップでぴったり覆うのも、蒸気の逃げ場がなくなるだけなのですすめられません。

ペンチでぎんなんの殻にヒビを入れる手元

「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」のあと|薄皮むきと保存、食べる量の注意

殻が開いたら、そこからが本番です。薄皮の処理と保存、そして食べる量。この3つを押さえておくと、せっかくむいたぎんなんを気持ちよく食べ切れます。

薄皮は熱いうちが勝負

殻を外すと、実は茶色い薄皮(渋皮)に包まれています。この薄皮は、熱が残っているうちなら指の腹でこするだけでするりとむけます。冷めると実に張り付き、爪で引っかいても切れ切れにしか取れません。封筒から出したら、ミトンや布巾で押さえながら殻と薄皮を続けて片づけてしまうのが結局はいちばん早いです。

冷めてしまったときは、次のどちらかに切り替えてください。

  • 湯にくぐらせる:殻を外した実を熱湯に入れ、穴あきお玉やスプーンの背で鍋底に軽く押しつけながら転がすと、薄皮がはがれて鮮やかな翡翠色が出てきます
  • そのまま食べる:塩を振っておつまみにするなら、薄皮が少し残っていても味の邪魔にはなりません。茶碗蒸しや炊き込みご飯で色を見せたいときだけ、きっちり取れば十分です

使い切れない分は、冷蔵か冷凍か

殻付きのまま買った生のぎんなんは、新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。常温に置きっぱなしにすると実が乾いて縮み、逆に湿気がこもればカビが出ます。おいしく食べられるうちに、という意味では1〜2週間を目安に使い切るつもりでいると失敗しません。

すぐに食べ切れないなら、加熱して殻と薄皮をむいた状態で冷凍するのがいちばん扱いやすくなります。粒どうしがくっつかないように平らに並べて凍らせ、固まってから密閉袋にまとめてください。凍ったまま炊き込みご飯に散らしたり、茶碗蒸しに沈めたりできるので、下ごしらえが一度で済みます。

保存先を「いつまでに食べ切るか」で決める考え方は、ほかの食材でも同じです。冷蔵と冷凍の分かれ目については「コーヒー豆 保存 冷凍 冷蔵|飲み切る期間で選ぶ風味キープ術」「バター 保存 冷凍 冷蔵|鮮度長持ちで美味しく使うコツ」でも同じ整理をしています。秋の買い置きをまとめて棚に並べるなら、密閉の考え方を扱った「小麦粉 保存 方法 虫 ダニ 対策|開封後も安心の密閉・冷蔵テクニック」にも目を通しておくと安心です。

一度にたくさん食べない。子どもにはとくに気をつける

手が止まらなくなる食材ですが、ぎんなんは一度にたくさん食べるものではありません。ビタミンB6の働きを妨げる成分が含まれているとされ、食べすぎると嘔吐やけいれんといった体調不良につながることが知られています。とくに子どもは大人より少ない量でも影響が出やすいとされているため、小さなお子さんがいる家庭では、殻ごと手の届くところに置かない、食べさせるとしてもごく少量にとどめる、という線引きをしておいてください。

「年の数だけ」といった言い伝えを聞いたことがあるかもしれませんが、これは科学的な基準として決められた数字ではありません。大人でも、おつまみの小皿を一人で空にするような食べ方は避けたほうが無難です。

食べたあとに吐き気、嘔吐、けいれん、ぼんやりするといった症状が出たときは、様子を見ずに医療機関を受診してください。とくに子どもの場合は、いつ、どれくらい食べたかを伝えられるようにしておくと診察がスムーズです。

なお、道端で拾ってきた場合は、外側の果肉を素手で扱わないでください。かぶれることがあるので、ゴム手袋をして果肉を落とし、洗って乾かしてから殻付きの状態にします。店で売られているものは、この工程がすでに済んでいます。

殻と薄皮をむいた翡翠色のぎんなん

よくある質問

Q. 紙封筒が家にありません。代わりになるものはありますか?

A. 無地の紙袋なら同じように使えます。パンや焼き菓子が入っていた紙袋で十分です。避けたいのは、内側にアルミが貼られた袋、金属のクリップやホチキスで留めた袋、全面に厚く印刷された袋です。どれも無ければ、レンジではなくフライパンに切り替えるのが確実です。ヒビを入れたぎんなんを乾いたフライパンに入れ、ふたをして弱めの中火で転がしながら、殻が開くまで火を入れます。

Q. パチパチ鳴らないまま時間だけが過ぎます

A. 考えられるのは、ヒビが浅い、量が多すぎる、レンジの出力が控えめ、の3つです。いったん止めて封筒を開け、殻の状態を確かめてください。ヒビが見当たらない粒があれば入れ直します。追加は10〜20秒ずつです。鳴らないからと長く回し続けると、実だけが乾いて硬くなってしまいます。

Q. 冷めてしまって薄皮がむけません

A. もう一度10秒ほど温め直すか、熱湯にくぐらせてスプーンの背で転がしてください。それでも残るときは、無理に取らなくて構いません。塩を振って食べるぶんには気になりませんし、味も変わりません。

Q. 子どもに食べさせても大丈夫ですか?

A. 少ない量でも影響が出やすいとされているので、積極的にすすめる食材ではありません。食べさせる場合はごく少量にとどめ、殻付きのまま手の届く場所に置かないでください。まるい形は喉に詰まりやすくもあるので、小さなお子さんにそのまま渡すのは避けたほうがよいでしょう。心配なことがあれば、かかりつけの小児科に相談するのが確実です。

茶碗蒸しに添えられたぎんなん

まとめ|「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」は下ごしらえと秒数の刻み方で決まる

  • 殻の合わせ目に軽くヒビを入れてから加熱する。蒸気の逃げ道をつくるのが破裂を防ぐ唯一の方法です
  • 無地の紙封筒に入れ、口を2回折り返す。ホチキスやクリップ、アルミ入りの袋は使いません
  • 600Wで40秒から始め、10〜20秒ずつ足す。パチパチと2〜3回鳴ったら止めどきです
  • 時間は目安。機種で効き方が違うので、最初の一皿で自分のレンジの秒数を決めてしまうこと
  • 加熱中はレンジの前を離れない。紙を温めている以上、回しすぎれば焦げます
  • 薄皮は熱いうちに指の腹でこする。冷めたら温め直すか、熱湯に入れてスプーンの背で転がします
  • 生の殻付きは新聞紙に包んで野菜室、余ったらむいて冷凍。凍ったまま炊き込みご飯や茶碗蒸しに使えます
  • 一度にたくさん食べない。子どもにはとくに少量で。体調に変化があれば早めに医療機関へ

「ぎんなん 殻 むき方 レンジ」でつまずく原因は、道具でも腕でもなく、たいていは下ごしらえを飛ばしたことか、一気に長く加熱したことです。まずは10粒だけヒビを入れて封筒に入れ、600Wで40秒回してみてください。その1回で、自分の家のちょうどいい秒数が分かります。

秋の食卓に並んだぎんなんの小鉢

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