生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存のポイントは、よく洗って水気を拭いた生姜を薄切りにし、消毒した瓶に入れてはちみつを注ぎ、冷蔵庫で保存することです。生姜から出る水分ではちみつが薄まるため常温には置かず、冷蔵で2週間〜1か月程度を目安に早めに使い切りましょう。この記事では、材料の目安と瓶の消毒、漬ける手順、傷みのサイン、お湯割りや料理への使い道、漬けた生姜の活かし方までを順に紹介します。はちみつを使うので、1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。
生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存|材料の目安と、清潔な瓶で漬ける4ステップ
生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存の手順そのものはシンプルで、材料は生姜とはちみつの2つだけで、火も使いません。そのぶん仕上がりと日持ちを左右するのが「生姜の水気」と「瓶の清潔さ」です。水分や雑菌が入ると傷みやすくなるので、漬ける前の準備から丁寧に進めましょう。
用意するもの
- 生姜:100g
- はちみつ:150〜200gほど(生姜全体がしっかり浸かる量が目安)
- ふたつきのガラス瓶:300ml前後の容量
- 道具:たわし、キッチンペーパー、包丁、まな板、乾いた清潔なスプーン
レモンの薄切りを一緒に漬ける作り方もありますが、水分が増えるぶん傷みやすくなります。初めて作るなら生姜とはちみつだけで作り、慣れてからアレンジするのが安心です。
保存瓶を消毒する
耐熱のガラス瓶なら煮沸消毒が手軽です。鍋に瓶を入れてかぶるくらいの水を注ぎ、水から火にかけて、沸騰してから5分ほど加熱します。熱湯にいきなり入れると温度差で割れることがあるので、必ず水から温めてください。トングで取り出したら清潔な布巾の上に逆さにして置き、内側まで完全に乾かします。
ふたのパッキンなど熱に弱い部分や耐熱ではない容器は、食品に使えるアルコールスプレーを吹きかけて拭き、乾かしておきます。煮沸できるかどうかは容器によって違うので、瓶の表示やメーカーの案内も確認してください。
作り方の手順
- 洗って水気を拭く:たわしで表面の土を落とし、黒ずんだ部分や乾いて硬くなった切り口は切り落とします。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、くぼみに残った水分も押さえるように拭きます。
- 切る:皮ごと1〜2mmほどの薄切りか、千切りにします。皮が気になる場合は、スプーンのふちで薄くこそげ取ります。
- 瓶に入れてはちみつを注ぐ:生姜を瓶に入れ、上からはちみつをゆっくり注ぎます。生姜がはちみつの表面から出ないくらいまで入れ、ふたを閉めます。
- 冷蔵庫でなじませる:冷蔵庫に入れて半日〜1日ほど置きます。途中で乾いた清潔なスプーンで軽く混ぜ、生姜全体にはちみつを行き渡らせます。
切り方と生姜の種類で仕上がりが変わる
| 選び方 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 薄切り | 1枚ずつ取り出しやすい | お湯割りや紅茶に1〜2枚ずつ入れる |
| 千切り | はちみつに触れる面が広く、味がなじみやすい | 刻まずにそのまま料理やトッピングに使う |
| ひね生姜(一年中出回る一般的な生姜) | 辛みと香りがしっかりしている | 生姜の風味を効かせたい飲み物や料理 |
| 新生姜 | みずみずしく辛みがおだやか。水分が多い | まろやかに仕上げたいとき。はちみつが薄まりやすいので少量ずつ作る |

生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存の注意点|冷蔵で2週間〜1か月を目安に使い切る
常温ではなく冷蔵庫で保存する
はちみつそのものは糖度が高く、常温でも保存しやすい食品です。ただ、生姜を漬けるとその水分がはちみつに溶け出して糖度が下がるため、はちみつ単体より傷みやすくなります。室温が高い時期や暖房の効いた部屋では発酵も進みやすいので、作ったらすぐ冷蔵庫に入れ、使うとき以外は出しっぱなしにしないようにしましょう。
日持ちは2週間〜1か月程度が目安
冷蔵保存でも、日持ちは2週間〜1か月程度を目安に考え、早めに使い切るのが安心です。生姜の水分量や切り方、ふたを開ける回数、取り出すときの扱い方によって傷みやすさは変わるので、日数だけで判断せず、使うたびに見た目とにおいを確かめてください。瓶のふたに作った日を書いておくと、使い切りの目安がわかりやすくなります。
長持ちさせるための扱い方
- 取り出すときは、乾いた清潔なスプーンを使う。口をつけたスプーンや濡れたスプーンは入れない
- 生姜がはちみつから顔を出していたら、清潔なスプーンで沈めておく
- 使ったらすぐにふたを閉め、冷蔵庫に戻す
- 残り少なくなっても、新しい生姜やはちみつを継ぎ足さない
- 一度にたくさん作らず、2週間〜1か月で使い切れる量にする
食べずに処分したほうがよいサイン
| 状態 | 判断の目安 |
|---|---|
| 表面や生姜に、白・青・黒などのふわふわしたカビがある | 見えている部分だけ取り除かず、瓶ごと処分する |
| 日がたってから細かい泡が次々に上がってくる。ふたを開けるとガスが抜けるような音がする | 発酵している可能性があるので食べない |
| 酸っぱいにおいや、お酒のようなにおいがする | 作ったときと違うにおいがしたら処分する |
| 生姜がぬるぬるしている、糸を引く | 傷んでいる可能性があるので食べない |
はちみつを注いだ直後に見える小さな泡は、閉じ込められた空気であることがほとんどです。はちみつがさらさらになったり白く固まったりする変化については、下のよくある質問で説明しています。判断に迷うときは無理に食べず、処分してください。
1歳未満の赤ちゃんには与えない
はちみつには、ボツリヌス菌が含まれていることがあります。大人が食べても通常は問題になりませんが、腸内環境が整っていない1歳未満の乳児が口にすると、乳児ボツリヌス症を起こすおそれがあります。厚生労働省も、1歳未満の乳児にはちみつやはちみつ入りの飲み物・お菓子などを与えないよう呼びかけています。
ボツリヌス菌は熱に強く、ふつうの加熱や調理では死滅しないとされています。お湯割りにしたシロップや、はちみつ漬けを使って加熱した料理も、1歳未満の子には与えないでください。家族で使う場合は、離乳食や取り分けの料理に混ざらないよう気をつけましょう。

生姜はちみつ漬けの使い道|お湯割り・炭酸割りから料理の隠し味まで
できあがったはちみつ漬けは、生姜の風味が移ったはちみつ(シロップ)も、漬けた生姜も使えます。甘さが強いので、少量から試して好みの量を探しましょう。
飲み物に使う
- お湯割り:カップにシロップ大さじ1〜2杯と薄切りの生姜を1〜2枚入れ、お湯を注いで混ぜます。寒い日や冷房で冷えた日に飲むと、体が温まると感じる人もいます。
- 紅茶に入れる:砂糖の代わりに加えるとジンジャーティーになります。レモンの薄切りを浮かべると、さっぱりした味わいに。
- 炭酸割り:グラスにシロップを入れて無糖の炭酸水を注ぐと、手作りのジンジャーエール風になります。冷たい液体にははちみつが溶けにくいので、先に少量の水でシロップをのばしておくと混ざりやすくなります。
- ヨーグルトにかける:プレーンヨーグルトにシロップをかけ、刻んだ生姜を少しのせても合います。
料理の隠し味に使う
- 豚の生姜焼き:醤油や酒と合わせてたれにすると、生姜の香りと甘みが一度に加わります。はちみつは焦げやすいので、たれを入れたら火を弱めて手早くからめましょう。
- 鶏の照り焼き:醤油と合わせて煮からめると、照りが出やすくなります。
- ドレッシング:酢、醤油、油に少し混ぜると、生姜の香るさっぱりしたドレッシングになります。
- 甘めの煮物:砂糖の一部をシロップに置き換えて、生姜の香りを添えます。味見をしながら少しずつ加えましょう。
しいたけの甘辛煮のような煮物にも合います。干ししいたけを買い置きしているなら「干ししいたけ 保存 開封後 期間|長持ちさせる正しい管理法」もあわせて参考にしてください。
漬けた生姜も捨てずに使う
- 細かく刻んで、鶏そぼろや肉だんごのたねに混ぜる
- 千切りのまま、冷しゃぶや蒸し鶏にのせる
- 醤油を少し加えて汁気がなくなるまで煮詰め、ご飯のお供にする
鶏そぼろや肉だんごには、刻んだねぎを一緒に加えると香りがよくなります。ねぎを刻んで常備しておきたいときは「ネギ 冷凍 切り方 パラパラ|簡単に使えて便利な保存法」が役に立ちます。

よくある質問
お湯で割ったり加熱したりすれば、1歳未満の子どもにも与えられますか
与えられません。はちみつに含まれることがあるボツリヌス菌は熱に強く、お湯割りや料理で加熱する程度では死滅しないとされています。シロップ、漬けた生姜、それらを使った飲み物や料理も含めて、1歳未満の子には与えないでください。
はちみつがさらさらになったり、白く固まったりしたのは傷んでいるからですか
さらさらになるのは、生姜の水分がはちみつに移ったためで、漬けて1日ほどで起こるふつうの変化です。白く固まるのは、はちみつが低い温度で結晶になるためで、冷蔵庫で保存しているとよく見られます。どちらもそれだけで傷んでいるとは限りません。固まったときは使う分だけスプーンで取り出し、お湯割りや料理に使えば溶けます。ただし、カビや日がたってからの泡、酸っぱいにおいがあれば処分してください。
残り少なくなったら、生姜やはちみつを継ぎ足してもいいですか
継ぎ足しは避け、使い切ってから新しく作りましょう。古いシロップには生姜の水分が溶け込んでいるうえ、継ぎ足すといつ作ったものか分からなくなり、傷みに気づきにくくなります。瓶は洗ってから消毒し、よく乾かしてから次の分を漬けてください。生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存の基本は、2週間〜1か月で使い切れる量をそのつど作ることです。
作ってすぐに使えますか
はちみつを注いだ直後でも使えますが、生姜の香りや辛みはまだはちみつに移りきっていません。冷蔵庫で半日〜1日ほど置き、はちみつがさらっとしてきたころから風味がなじんできます。早く使いたいときは、薄切りより千切りにしておくと、なじむまでの時間が短くなります。

まとめ
生姜 はちみつ 漬け 作り方 保存で押さえたいのは、「水気を残さない」「清潔な瓶と道具を使う」「冷蔵庫で早めに使い切る」の3つです。
- 生姜はよく洗って水気をしっかり拭き、皮ごと1〜2mmの薄切りか千切りにする
- 煮沸やアルコールで消毒して乾かした瓶に入れ、生姜が浸かるまではちみつを注ぐ
- 保存は冷蔵庫で。日持ちは2週間〜1か月程度を目安にし、使うたびに見た目とにおいを確かめる
- カビ、日がたってからの泡、酸っぱいにおいやお酒のようなにおいがしたら食べずに処分する
- はちみつを使っているので、お湯割りや加熱した料理も含めて1歳未満の乳児には与えない
- シロップはお湯割りや炭酸割り、生姜焼きのたれに。漬けた生姜はそぼろに混ぜたり、煮詰めてご飯のお供にしたりして使い切る

まずは生姜100gとふたつきの小さなガラス瓶を用意して、2週間ほどで使い切れる量から漬けてみてください。

