パジャマ 冬 素材 選び方 暖かい|厚さより寝汗の逃がしやすさで選ぶ素材比較とタイプ別のコツ

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パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいで調べると、厚手やもこもこの商品が目立ちます。けれど、暖かさは生地の厚みだけでは決まりません。布団に入ってしばらくすると暑くなり、かいた寝汗が明け方に冷えて目が覚める、ということもあるからです。冬のパジャマは「空気をためて熱を逃がさないか」に加えて、「寝汗を吸って外へ逃がせるか」で寝心地が変わります。この記事では、綿ネル・ダブルガーゼ・ニット・ウール・シルク・フリースの特徴を表で比べたうえで、寒がり・汗かき・肌が敏感といったタイプ別の選び方と、寝具との合わせ方を紹介します。

パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいの基本|厚さより「空気の層」と「寝汗」で決まる

眠っている間の暖かさは、体と布団のあいだにたまった空気がつくっています。起毛した生地やふっくらした編み地が暖かく感じるのは、繊維のすき間に空気を抱え込みやすいからです。分厚さそのものより、空気をためやすいつくりかどうかが大切です。

もうひとつ見落としやすいのが寝汗です。冬でも、布団に入って体が温まれば汗をかきます。汗を吸いにくい生地だと湿気が肌のまわりにこもって蒸れやすく、湿った生地は体の熱を奪いやすいため、明け方の冷えにつながりがちです。

冬のパジャマは、保温性(空気をためやすいか)、吸湿性(寝汗を吸ってこもらせにくいか)、肌ざわり(チクチク感や締めつけがないか)、お手入れ(冬の室内干しでも扱いやすいか)の4点で見比べると選びやすくなります。ただ、寝汗の量や寝室の寒さは人それぞれなので、パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいの答えも一つではありません。特定の項目だけが優れた素材より、自分に合うバランスのものを選ぶのが近道です。

起毛した綿ネルのパジャマ生地のアップ

冬パジャマの素材を比較|綿ネル・ダブルガーゼ・ニット・ウール・シルク・フリース

代表的な素材の特徴です。同じ素材でも厚みや織り方・編み方、混紡の割合で性質は変わるので、素材同士を比べた一般的な傾向として見てください。

素材 保温性 吸湿性 肌ざわり 洗濯のしやすさ 静電気
綿ネル(フランネル) 高め 高め 起毛でやわらかい 家庭で洗いやすい。縮みや毛羽落ちに注意 起きにくい
ダブルガーゼ ふつう 高め ふんわり軽い 家庭で洗いやすい。洗うほど肌になじむ 起きにくい
ニット(綿スムース) ふつう〜高め 高め なめらかでよく伸びる 家庭で洗いやすい。干し方しだいで伸びる 起きにくい
ウール 高め 高め チクチク感じる人もいる 洗濯表示の確認が必須。縮みやすい 化繊とこすれると起きやすい
シルク ふつう 高め なめらかで肌あたりがやさしい 摩擦に弱く、手洗いやネット使用が基本 ふつう
フリース・マイクロファイバー 高め 低め 軽くてふわふわ 乾きやすい。毛玉やほこりが付きやすい 起きやすい

パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいを表から判断するときは、保温性だけでなく吸湿性の欄もあわせて見てください。どちらも「高め」なら、暖かさを保ちつつ寝汗で蒸れにくい傾向があります。

綿ネル(フランネル)|冬パジャマの定番。迷ったらまずここから

綿の生地の表面を起毛させた素材で、売り場で「ネル」「フランネル」と表示されているパジャマの多くがこのタイプです。袖を通したときのひやっとした感じが少なく、寝汗も吸いやすいのが強みです。厚みがあるぶん冬の室内干しでは乾きにくく、洗濯を重ねると起毛が寝て風合いが変わってきます。新しいうちは毛羽が出やすいので、最初の何回かはほかの衣類と分けて洗うと安心です。

ダブルガーゼ|汗かきの人や、暖房の効いた寝室に

薄いガーゼ生地を2枚重ねた素材で、層のあいだに空気を含むぶん、薄手のわりにほんのり暖かさがあります。通気性と吸湿性がよく、寝汗をかきやすい人や、暖房を入れた部屋で寝る人に向いています。寝室がかなり冷えると物足りないこともあるので、その場合は3枚重ねのトリプルガーゼなど厚みのあるものが向いています。

ニット(スムース)|よく伸びて、寝返りを打ちやすい

スムースは表も裏もなめらかに編まれたニット生地で、一般的なTシャツ生地より目が詰まっていて厚みがあります。よく伸びて体の動きについてくるので、寝返りのたびに生地が突っ張る感じが苦手な人に向いています。綿のスムースなら寝汗も吸いやすいでしょう。濡れると重みで伸びやすいため、竿に二つ折りでかけるなど、肩や裾が引っ張られない干し方にします。

ウール|冷え込む寝室でも蒸れにくい。肌ざわりの確認がカギ

ウールは空気をたっぷり含んで暖かく、湿気を吸って放出する性質もあるため、暖かさのわりに蒸れにくいのが特長です。暖房を控えめにしている寝室や、冷え込みの厳しい地域では頼りになります。チクチク感が気になる人は、メリノウールのように繊維の細いものや、綿との混紡を選ぶと着やすくなります。水洗いで縮みやすいため、洗濯表示の確認も欠かせません。

シルク|軽くてなめらか。肌あたりを重視する人に

シルクは軽く、肌の上をすべるようななめらかさがあり、吸湿性にも優れています。肌あたりがやさしいので、乾燥で肌が敏感になりやすい冬に選ぶ人もいます。ただ、摩擦や汗、日光に弱くお手入れに手間がかかるうえ、価格も高めです。綿にシルクを混ぜた生地から試す方法もあります。

フリース・マイクロファイバー|すぐ暖かいが、汗をかくと蒸れやすい

ポリエステルなどの化学繊維を起毛させた素材で、軽く、着た瞬間から暖かさを感じやすいのが魅力です。気をつけたいのは、繊維そのものが水分を吸いにくいこと。暖かい布団と組み合わせて体が温まりすぎると、寝汗の逃げ場がなく蒸れやすい傾向があります。蒸れやすさを考えると、寝室が寒く、あまり汗をかかない人に向いた素材です。静電気や毛玉が起きやすい点も覚えておきましょう。

質感の違う冬用パジャマ生地を並べた様子

タイプ別の選び方と、暖かく眠るための組み合わせ方

次は、自分の寝汗の量と寝室の寒さに当てはめて絞り込みます。パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいで迷ったときは、次の表から自分に近いタイプを探してみてください。

タイプ別に向いている素材

こんな人 向いている素材 気をつけたいこと
寝室が冷える・寒がり 綿ネル、ウール、厚手の綿スムース 着込みすぎず、足りない分は寝具で補う
布団に入ると暑くなる・寝汗をかきやすい ダブルガーゼ、綿スムース、綿ネル フリースは蒸れやすい。寝具を一段薄くするのも手
肌が乾燥しやすい・チクチクが苦手 綿ネル、ダブルガーゼ、シルク ウールなら綿混やなめらかなものを。タグや縫い目の当たりも確認
静電気が気になる 綿素材全般、シルク 化繊のパジャマにウールの毛布など、帯電しやすい組み合わせに注意
冬の洗濯物が乾きにくい フリース、ダブルガーゼ 厚手のネルは乾きにくいことがある。2着で回すと安心

形とサイズも暖かさに関わる

  • ほどよいゆとり:ぴったりすぎると空気の層ができにくく寝返りで突っ張り、大きすぎると布団の中でねじれやすくなります。肩まわりと股下に少し余裕がある程度が目安です
  • 袖口・裾口の形:リブやゴムで軽くすぼまっていると、寝返りで袖や裾がめくれにくく、すきまから冷気が入りにくくなります。跡が残るほどきついものは避けましょう
  • 上着の丈:短いと寝返りでお腹や背中が出やすいので、ズボンのウエストにしっかりかぶる長さを選びます

寝具との組み合わせで「暑すぎ」を防ぐ

布団の中の暖かさは、パジャマ単体ではなく布団や毛布との合計で決まります。暖かい掛け布団に厚手の毛布、さらにフリースのパジャマと、暖かいものばかりを重ねると、布団の中が暑くなって寝汗が増え、かえって明け方に冷えることがあります。

  • パジャマの下に化繊の保温インナーを着ると汗がこもりやすいことがあるので、下に着るなら綿の肌着など汗を吸うものにする
  • 夜中や朝に布団から出たときの寒さは、パジャマを厚くするより枕元に羽織りものを置いて対応すると、寝ている間の暑すぎを防ぎやすい

買う前にタグの組成表示を見る

ネル風やガーゼ風の見た目でも、ポリエステルなどの化繊が多いと、綿ほど汗を吸わないことがあります。蒸れにくさを重視するなら、綿やウールがどのくらい使われているかを組成表示で確かめてから選びましょう。

羽毛布団を掛けたベッドの上にたたんで置いた冬用パジャマ

パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいのよくある質問

Q. フリースのパジャマだと、夜中に汗をかいて目が覚めるのはなぜ?

フリースは暖かい反面、汗を吸いにくいため、布団の中で体が温まると蒸れやすくなります。寝具との組み合わせで暑くなりすぎていることも考えられるので、綿ネルや綿スムースなど吸湿性のある素材に替えるか、毛布を1枚減らして様子を見てください。フリースを使い続けたい場合は、綿混のものを選ぶと蒸れを感じにくくなります。

Q. ダブルガーゼは夏向きのイメージですが、冬でも寒くありませんか?

寝室の温度と寝具しだいです。暖房を入れている部屋や布団の中が十分暖かい場合は、汗を逃がしやすいダブルガーゼのほうが快適なこともあります。冷え込む寝室なら、真冬だけ綿ネルに切り替えるなど、時期で使い分けるとよいでしょう。

Q. スウェットやルームウェアのまま寝てもいいですか?

寝てはいけないわけではありませんが、裏起毛のスウェットは寝返りのときにごわつきやすく、汗を吸いにくい化繊混のものも少なくありません。寝返りのしにくさや蒸れが気になるなら、伸びがよく汗を吸いやすいパジャマに着替えて寝るほうが、快適に眠りやすいでしょう。

Q. 1着目に買うなら、どの素材がいいですか?

迷ったら、保温性と吸湿性のバランスがよく家庭で洗いやすい綿ネルか綿スムースが無難です。着てみて暑ければダブルガーゼ、寒ければウール混というように、2着目で調整すると自分に合う素材が見つかりやすくなります。

ベッドの上に並べたフリースのパジャマと綿ガーゼのパジャマ

まとめ|冬のパジャマは「空気をためて、汗を逃がす」素材で選ぶ

  • 暖かさは生地の厚みより、空気をためるつくりと寝汗の逃がしやすさで決まる
  • 迷ったら、保温性と吸湿性のバランスがよい綿ネルや綿スムースが基本
  • 寝汗をかきやすいならダブルガーゼ、冷え込む寝室ならウールも候補になる
  • フリースはすぐ暖かいが蒸れやすく、静電気も起きやすい。寒い寝室で汗をかきにくい人向き
  • 袖口・裾口の形や上着の丈、寝具との組み合わせで「すきま風」と「暑すぎ」を防ぐ

パジャマ 冬 素材 選び方 暖かいのポイントは、見た目の暖かさではなく、自分の寝汗の量と寝室の寒さに合わせて素材を選ぶことです。

今夜はまず手持ちのパジャマのタグで素材を確かめ、明け方に暑かったか寒かったかを思い出しながら、次に選ぶ素材の見当をつけてみてください。

パジャマの袖口のリブと素材表示タグを確認する手元

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