年賀状 印刷 いつから 準備すればいいのかは、カレンダーを前から見ているうちは決まりません。「元日に届けたいのか、松の内に届けば十分なのか」といううしろの締切から逆算すると、動き出す日が自然に決まります。年賀はがきの発売時期も、元日に届けるための差出期限も、その年ごとに日本郵便から案内が出るので日付そのものは動きます。ただ、住所録を整えて、デザインを決めて、印刷して、宛名を出して、一言を書き添える——この順番と、それぞれにかかる日数の感覚はほとんど変わりません。この記事では、その逆算の型と印刷方法ごとの締切の違いを整理します。
年賀状 印刷 いつから 準備を始める?元日到着から逆算する考え方
まず決めるのは「いつ届けたいか」です。元日に届けたいのか、松の内(一般には1月7日まで、地域によっては15日まで)に届けば十分なのかで、逆算の起点が変わります。
大枠としては、年賀はがきは例年11月上旬に発売され、元日に届けるための差出期限は12月25日ごろまでを目安に案内されることが多い、という流れです。ただし発売日も差出期限も年によって前後しますし、料金が改定される年もあります。実際の日付とはがき代は、その年の日本郵便の案内で必ず確認してください。
この締切に作業日数を足していきます。50〜100枚を想定した目安は次のとおりです。
- 住所録の整理・確認:1〜3日
- デザインと文面決め:1〜3日(写真を選ぶなら長めに)
- 印刷:自宅なら半日〜1日、注文なら受け取りまで数日〜2週間
- 宛名の印刷または手書き:枚数次第で半日〜3日
- 一言添え:1枚30秒でも100枚で1時間弱
- 投函前の見直し:半日
手を動かす日だけなら1週間前後です。ところが実際には、仕事が立て込む日も気が乗らない日も挟まります。正味の作業日数の2〜3倍の期間をみて動き出すと安全です。差出期限が12月25日ごろなら、11月中に住所録を開いておけば12月がまるごと余裕になります。
つまり年賀状 印刷 いつから 準備するかの答えは、「はがきが店頭に並ぶ11月上旬に住所録から手をつけ、12月上旬までに印刷を終える」が基本形です。遅らせるほど、選べる印刷方法が減っていきます。
年賀状より先に締切が来るもの:喪中はがき
その年に身内に不幸があった場合は、年賀状ではなく喪中はがき(年賀欠礼状)を出します。これは相手が年賀状を用意し始める前に届いてこそ意味があるものなので、年賀状より先に動きます。目安は11月中から12月上旬までに届くように、とされることが多い形です。相手が印刷を注文し終えたあとでは、知らせる意味が薄くなってしまいます。

印刷方法で締切が変わる|自宅プリンター・ネット注文・店頭注文
同じ「12月25日ごろまでに投函」を目指すとしても、印刷方法によって手を動かす日の自由度が違います。年賀状 印刷 いつから 準備を始めるかを決めるときは、先に「どこで刷るか」を決めておくと逆算が楽になります。
自宅プリンターで印刷する場合
締切を自分で握れるのが利点です。極端な話、投函の前日でも刷れます。そのかわり、詰まる要素も全部自分で抱えます。
- インクの残量。年に一度しか使わないプリンターは、ノズルが乾いて目詰まりしていることがある
- 用紙の相性。写真を大きく使うならインクジェット写真用、文字中心なら普通のインクジェット用
- 試し刷り。いきなり本番のはがきに刷らず、1枚で位置と色を確認する
何か月も動かしていないなら、11月のうちに一度だけ電源を入れて1枚刷ってみることをおすすめします。インク切れが12月20日に発覚すると、その時点で店頭注文しか残りません。
ネット注文(ネット印刷)の場合
デザインが豊富で、宛名印刷まで頼めるところが多いのが強みです。注意点は、締切が二段構えになることです。
- 早期割引の締切:早いほど安く、時期が進むほど割引率が下がる設計が一般的です
- 納期そのものの締切:注文が集中する12月中旬以降は、出荷までの日数が通常より延びる案内が出ることがあります。注文画面で必ず確認してください
つまり早く動くほど安く、遅く動くほど高くて遅いという二重のペナルティがかかります。逆算のうまみがいちばん大きい方法です。
店頭注文(写真店・家電量販店・郵便局の窓口など)の場合
仕上がりを目で確かめられ、相談しながら選べます。受け取りに行く日が要るので、逆算には「出来上がり日」と「取りに行ける日」の二つを入れます。土日しか行けないなら、実質の締切は表示の納期より数日早くなります。
迷ったときの選び分け
- 20〜30枚以下で写真をあまり使わない → 自宅プリンターで十分
- 枚数が多い、宛名書きまで任せたい、11月中に動ける → ネット注文
- デザインを相談したい、パソコン作業を避けたい → 店頭注文
- 12月20日を過ぎてしまった → 自宅印刷か、即日対応をうたう店頭注文を当たる

年賀状 印刷 いつから 準備するかが決まったら進める6ステップ
順番を入れ替えると手戻りが出ます。とくに住所録の確認を後回しにして印刷まで済ませると、宛名を出す段になって住所が古いと気づき、刷ったはがきが宙に浮きます。
ステップ1:住所録を整理する(11月上旬〜)
去年届いた年賀状の束を出し、一枚ずつ突き合わせます。見るのは、引っ越しや改姓による変更、今年でやり取りをやめる相手、喪中はがきが届いた相手の三つ。喪中の知らせを受けた相手には年賀状を控えます。ここで表計算ソフトか年賀状ソフトにまとめておくと、翌年からこの工程が半日で終わります。
ステップ2:枚数を決めて、はがきを用意する(11月上旬〜中旬)
必要枚数に1割ほど予備を足して買います。書き損じ用と、年内に届いて返事を出したくなる相手の分です。書き損じたはがきは所定の手数料で交換してもらえる仕組みがありますが、条件も手数料も変わることがあるので窓口で確認してください。
ステップ3:デザインと文面を決める(11月中旬)
写真を使うなら、候補を選ぶ時間をあらかじめ取ります。家族写真は「どれにするか」で意見が割れて一晩溶けることがあるからです。文面は次の二点を押さえれば形になります。
- 賀詞を重ねない。「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」を並べると意味が重複します
- 「賀正」「迎春」などの二字の賀詞は略式とされることが多く、目上の相手には「謹賀新年」などが無難です
ステップ4:印刷する(11月下旬〜12月上旬)
自宅印刷なら試し刷り1枚から。向き、余白、色味を見てから本番に入れば、100枚まとめて刷り直す事故は避けられます。ネット注文なら、この時期が早期割引の恩恵をいちばん受けられます。
ステップ5:宛名を出す(12月上旬〜中旬)
手書きなら1日20枚など枚数で区切ると進みます。一晩で100枚書こうとすると、後半の字が雑になって相手にも伝わります。夜に机へ向かう時間が長くなるので、足元が冷えるようなら「足元 冷え 事務所 対策|電気を使わない順に効く、席を立たずにできる5ステップ」の考え方がそのまま家でも使えます。
ステップ6:一言を添えて投函する(12月中旬〜25日ごろ)
印刷された文面だけの年賀状と、手書きが一行入った年賀状では、受け取ったときの印象がはっきり変わります。相手ごとに1〜2文で構いません。投函は、郵便ポストに「年賀」と表示された投入口があればそちらへ入れます。
年賀状じまいを考えているなら、この一言の欄で伝える
年賀状のやり取りを終える「年賀状じまい」も珍しくなくなりました。伝えるなら、最後に出す一枚の一言の欄が自然です。関係を切りたいのではないと分かるよう、感謝と今後の連絡手段を一緒に書くのがこつです。「本年をもちまして年始のご挨拶を控えさせていただきます」と添えたうえで、メールなど別の連絡先を書き足せば角が立ちません。

年賀状の印刷と準備でよくある質問
年賀状 印刷 いつから 準備すれば、最短で間に合いますか
自宅にプリンターがあるなら、はがきさえ手に入れば数日でも形になります。ただし住所録の確認と一言添えは削れないので、枚数が多いほど後半が苦しくなります。12月中旬から動くなら、宛名印刷まで頼めるネット注文か即日対応の店頭注文を先に当たったほうが確実です。差出期限は年ごとに案内が出るので、動く前にその年の日付を確認してください。
元日に間に合わなかったら、どうすればいいですか
松の内(一般には1月7日まで、地域によっては15日まで)に届くように出せば、年賀状として問題ありません。それを過ぎたら寒中見舞いに切り替えます。寒中見舞いは松の内が明けてから立春のころまでに出すものとされています。遅れたことに触れる一文を添えると、かえって丁寧な印象になります。
早く投函しすぎると、年内に届いてしまいませんか
年賀はがきの特別な取り扱い(元日まで預かって配達する扱い)は、例年12月15日ごろから始まる形で案内されています。その期間に入ってから「年賀」の表示があるものを出せば元日に配達されます。それより前に投函すると、通常の郵便として年内に配達される可能性があります。開始日はその年の案内で確認してください。
喪中の相手には、何も送らないほうがいいですか
年賀状は控えます。そのうえで、松の内が明けてから寒中見舞いとして便りを出すのは差し支えないとされています。文面では祝いの言葉を避け、体調を気づかう内容にします。

まとめ|年賀状 印刷 いつから 準備するかは「届けたい日」から決まる
- 逆算の起点は投函日ではなく、元日か松の内かという「届けたい日」
- 年賀はがきの発売は例年11月上旬、元日配達の差出期限は12月25日ごろが目安。実際の日付と料金はその年の日本郵便の案内で確認する
- 正味の作業は1週間前後。余裕をみて11月中に住所録から着手する
- 自宅印刷は締切を自分で握れる、ネット注文は早いほど安く遅いほど高くて遅い、店頭注文は受け取りの日も逆算に入れる
- 喪中はがきは年賀状より前、11月中から12月上旬に届くように出す
年末に待っているのは年賀状だけではありません。掃除も買い出しも重なる時期に一日を溶かさないために、まずは今日、去年届いた年賀状の束を引き出しから出すところから始めてください。


