白ねぎ 青い部分 使い道 保存|捨てずに使い切る料理と冷蔵・冷凍のコツ

白ねぎ 青い部分 使い道 保存のイメージ画像 料理・食材保存

白ねぎ 青い部分 使い道 保存について先に答えを言うと、緑の部分は捨てずにおいしく食べられます。白い部分より硬く香りも強いものの、細かく刻む、煮込む、肉や魚の臭み取りに使うといった形にすれば気になりません。内側の透明なぬめりも、それだけなら傷みではありません。保存は、数日のうちに使うなら冷蔵、それより先になりそうなら用途ごとに切って冷凍するのが扱いやすい方法です。鍋やスープの出番が増えるこれからの季節に向けて、料理別の使い道と切り方、冷蔵と冷凍の分け方、傷みの見分け方を順にまとめました。

白ねぎの青い部分は食べられる|硬さとぬめりの下ごしらえ

白ねぎ(長ねぎ)の緑の部分は、白い部分と同じようにふつうに食べられます。白い部分は土を寄せて日に当てないように育てたところ、青い部分は日光を浴びて伸びた葉のところで、同じ1本でも性質が違います。捨てられやすいのは硬さと内側のぬめりが扱いにくいからで、下ごしらえを知っておけば使い道はぐっと広がります。野菜を端まで使い切る工夫は、消費者庁も家庭でできる食品ロス削減の取り組みとして発信しています。

比べるところ 白い部分 青い部分
食感 やわらかく、加熱するととろりとする 繊維がしっかりしていて硬め
味・香り 加熱すると甘みが出やすい ねぎらしい香りが強い
内側 薄い層が重なっている 筒状で、透明なぬめりがあることが多い

先端を整え、硬さは切り方でやわらげる

葉の先が乾いて白っぽくなっていたり、黄色く変色していたりするところは切り落とします。外側の葉がしおれていれば1枚むくと、中からみずみずしい部分が出てきます。

硬さが気になるのは、繊維に沿って長く切ったときです。繊維を断つように細かく刻む、最初から煮込む、刻まずに入れて香りだけ移す、のどれかにすれば気になりません。料理ごとの切り方は次の章の表にまとめました。

内側のぬめりは傷みではない

筒の内側にある透明でぬるっとしたものは、ねぎがもともと持っているもので、傷んでいるわけではありません。汁物や炒め物ならそのまま使えますが、刻むときは包丁がすべりやすくなります。筒の中には土やほこりが入り込んでいることもあるので、縦に切り開いて流水で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を拭いてから切ると、汚れもぬめりも落ちて扱いやすくなります。外側の表面までぬるぬるしている場合は別で、傷みが進んでいることがあります(見分け方は保存の章で紹介します)。

縦に切り開いた白ねぎの青い部分と内側のぬめり

臭み取り・スープ・薬味・炒め物|青い部分の使い道を料理別に

白ねぎ 青い部分 使い道 保存のうち、最初に迷うのが「何に使えばいいのか」です。青い部分は香りが強いぶん、少量でも料理の風味をはっきり変えてくれます。

使い道 向いている切り方 ひと工夫
肉・魚の臭み取り 10cm前後のぶつ切り 包丁の腹で軽くつぶしてから入れる
スープ・味噌汁・鍋 斜め薄切り、小口切り 煮る時間をとってやわらげる
薬味 ごく薄い小口切り 白い部分より細かく、量は控えめに
炒め物・たれ 小口切り、みじん切り 油と合わせると香りが立つ

肉や魚の臭み取り

いちばん手軽なのが、下ゆでや煮込みの香り付けです。豚バラのかたまりをゆでるとき、ゆで鶏を作るとき、魚を煮付けるときに、ぶつ切りにした青い部分を生姜の薄切りと一緒に入れます。長く煮ると色がくすんでくたくたになるので、香りが移ったら取り出してかまいません。見た目を気にしなくていいので、硬い先のほうの使い道にも向いています。

スープ・味噌汁・鍋

中華スープや卵スープなら、斜め薄切りを最初から入れて煮ると、やわらかくなって香りが全体に広がります。鍋では白い部分を具にして、青い部分は細かく刻んで最後に散らすと色がきれいに残ります。多めに作ったスープや煮込みを冷凍するときは、香り付けのねぎを取り出してから小分けにします。じゃがいもが入る料理の扱いは「シチュー 保存 冷凍 じゃがいも|美味しく長持ちさせるコツ」が参考になります。

薬味

繊維が残りやすいので、できるだけ薄く刻んで少量から使います。納豆、冷奴、卵かけご飯、うどんやそばに添えると彩りもよくなります。冷たいうどんをつゆから手作りするなら「冷やしうどん つゆ 作り方 簡単|めんつゆ活用と本格だしを5分で」も参考にしてください。辛みが気になるときは水にさっとさらしてもいいですが、長くさらすと香りまで抜けるので手早く済ませます。

炒め物・たれ

チャーハンや卵焼きには小口切りがよく合い、油で炒めると硬さもほとんど気になりません。たっぷり使いたいときは、次のような食べ方もあります。

  • ねぎ塩だれ:みじん切りにごま油と塩を混ぜ、好みでレモン汁を加える。焼いた肉や厚揚げにのせる
  • ねぎ味噌:みじん切りをごま油で炒め、味噌とみりんを加えて練る。焼きおにぎりやふろふき大根に
青い部分と生姜を入れて豚肉を下ゆでしている鍋

白ねぎ 青い部分 使い道 保存|冷蔵と冷凍を使い分けるコツ

青い部分は葉が薄いぶん、白い部分より先に乾いたり傷んだりしやすい傾向があります。買ってきたら白い部分と境目で切り分け、数日以内に使う分は冷蔵、それより先になりそうな分は冷凍、と分けておくと無駄が出にくくなります。

冷蔵は乾燥と水気の両方を防ぐ

  1. 冷蔵庫に入る長さに切り、洗った場合は水気をしっかり拭く
  2. 乾いたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を軽く閉じる
  3. 野菜室に入れ、早めに使う

刻んだものは、キッチンペーパーを敷いた密閉容器へ。においが強いので、しっかり包むのはほかの食品を守るためでもあります。冷蔵庫の中にはチョコレートのようににおいを吸いやすい食品もあるので、すぐ近くに置くのは避けます。チョコレートを冷蔵庫で保存するときの注意点は「チョコレート 保存 冷蔵庫 白い|失敗しない美味しさキープ術」にまとめています。

冷凍は用途別に切って袋を分ける

冷凍すると組織が壊れて繊維がやわらかくなるので、硬さが気になる青い部分とは相性のいい保存方法です。ただし生のシャキッとした食感は戻らないため、加熱する料理か、凍ったまま散らす薬味に使う前提で準備します。

  • ぬめりを落としてから凍らせる:ぬめりや水気が残ると、凍ったときにねぎ同士がくっつきやすくなります
  • 用途ごとに切り方を変える:臭み取り用はぶつ切り、スープや鍋用は斜め薄切り、薬味やチャーハン用は小口切り、と袋を分けておくと取り出すときに迷いません
  • 臭み取り用は1回分ずつ包む:ぶつ切り2〜3本をラップでまとめてから保存袋に入れると、凍ったまま鍋に入れられます

どれも解凍せずに凍ったまま使い、一度解けたものは凍らせ直さないようにします。

保存のしかた 日持ちの目安
冷蔵(大きめに切って包む) 3〜4日程度
冷蔵(刻んだもの) 2〜3日程度
冷凍(用途別に切る) 2〜3週間程度

※買ったときの鮮度や冷蔵庫の温度、扉の開け閉めの多さで変わります。あくまで目安として、状態を見て判断してください。

日数より状態で判断する

  • しおれた・乾いた:ほかに異常がなければ、臭み取りや煮込みに回せます
  • 一部が黄色くなった:その部分を切り落とし、残りは早めに加熱して使います
  • 表面が溶けたようにぬるぬるする、酸っぱいにおいや異臭、黒ずみやカビがある:食べずに処分します
  • 冷凍で霜が多くついた:香りが弱くなっているので、味のしっかりした料理で使い切ります

冷蔵庫や冷凍庫の使い方を含む家庭での食中毒予防のポイントは、厚生労働省も案内しています。迷ったら無理に使わないことを優先してください。

用途別に切り分けて冷凍用の保存袋に入れた青い部分

よくある質問

白ねぎ 青い部分 使い道 保存について、迷いやすいところを3つ取り上げます。

青い部分が硬くてスジっぽいのは、古いからですか

青い部分はもともと繊維がしっかりしているので、硬いこと自体は傷みのサインではありません。ただ、日がたって乾燥すると、さらに硬く筋っぽくなりやすくなります。葉にハリがなければ生の薬味は避け、煮込みや臭み取りに回すと無駄になりません。

冷凍した青い部分を臭み取りに使うとき、解凍は必要ですか

必要ありません。凍ったまま肉や魚と一緒に鍋へ入れてください。先に解凍すると水っぽくなり、香りも抜けやすくなります。

ねぎ塩だれやねぎ味噌は作り置きできますか

ねぎ塩だれは生のねぎを使うので、清潔な容器で冷蔵し、2〜3日程度で食べ切れる量だけ作るのが安心です。ねぎ味噌は火を通すぶん扱いやすいものの、やはり冷蔵して早めに使い切ります。取り分けには清潔なスプーンを使い、においや見た目に違和感があれば食べないでください。

小さな保存容器に入れたねぎ塩だれ

まとめ|白ねぎ 青い部分 使い道 保存は刻み方と冷凍の仕分けで決まる

白ねぎ 青い部分 使い道 保存のポイントを振り返ります。

  • 青い部分は食べられる。硬さは細かく刻むか、煮込むか、香りだけ移すかで気にならなくなる
  • 内側の透明なぬめりは傷みではない。刻む・冷凍するときは洗って水気を拭く
  • 使い道は臭み取り、スープ・鍋、薬味、炒め物やたれ
  • 数日で使うなら冷蔵、それより先なら用途別に切って冷凍し、凍ったまま使う
  • 日持ちは目安にとどめ、溶けたようなぬめりや異臭があれば処分する

寒くなるにつれて、鍋や煮込みで白ねぎを1本まるごと使う日が増えていきます。次に白ねぎを買ったら、その日のうちに白い部分と青い部分を切り分け、青い部分の一部を臭み取り用のぶつ切りにして冷凍しておくところから始めてみてください。

白い部分と青い部分に切り分けた白ねぎ

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