白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費|切り方を変えて生でも加熱でも使い切る9品

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費のイメージ画像 料理・食材保存

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費のヒントを探しているなら、料理名より先に「切り方」を見直すのが近道です。葉から先に使っていくと、冷蔵庫には白くて厚い軸や根元の硬いところばかりが残りがちです。芯は火が通りにくく扱いにくい印象がありますが、繊維に沿って細く切れば浅漬けやラーパーツァイでシャキシャキに、そぎ切りにすれば炒め物やスープで甘くやわらかく仕上がります。この記事では、芯の切り方の基本と、生・加熱あわせて9品のレシピ、たくさん残ったときに一度で片づける段取りをまとめました。

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費は「どこを・どう切るか」で決まる

まな板の上で白菜の白い軸をそぎ切りにする手元

この記事で扱う「芯」の範囲

ひと口に白菜の芯といっても、指している場所は人によって少しずつ違います。この記事では、次の2か所をまとめて「芯」と呼びます。

  • 葉の付け根の白く厚い軸:外側の葉ほど厚く、水分をたっぷり含んでいる部分
  • 株元の硬いところ:葉が集まっている根元の、三角に切り落とす部分

中心にある黄色くやわらかい葉を「芯」と呼ぶこともありますが、こちらは葉と同じ感覚で使えるので、サラダや汁物にそのまま回して構いません。扱いに迷うのは上の2か所です。

繊維に沿うか、断つかで食感が変わる

白菜の軸には、根元から葉先に向かって縦に繊維が通っています。この繊維をどう切るかで、同じ芯でも仕上がりがはっきり変わります。

  • 繊維に沿って縦に細切り:シャキシャキ感が残り、加熱しても形が崩れにくい。浅漬け・ナムル・きんぴら向き
  • 繊維を断つように横に細切り:口当たりがやわらかく、火も通りやすい。スープ・味噌汁向き
  • そぎ切り:包丁を寝かせて斜めに薄く削ぐ切り方。断面が広くなるので、火の通りと味のしみ込みが早い。炒め物・煮物向き

厚い軸をざく切りのまま葉と一緒に炒めると、葉はくたっとしているのに芯だけ硬い、という仕上がりになりがちです。芯は切り方を変えたうえで、葉より先に火を入れるのが失敗しないコツです。

株元の硬いところは薄切りかみじん切りに

株元は繊維が詰まっていて、厚いままだと火が通るまで時間がかかります。2〜3mmの薄切りにして炒め物に混ぜるか、みじん切りにして餃子やハンバーグの具に回すと、硬さが気になりません。加熱すると甘みを感じやすい部分とも言われるので、捨ててしまうのはもったいないところです。

量が多い日は、最初に3通りに切り分ける

芯がたくさん残っているときは、1品ずつ考えるより、最初にまとめて切り分けてしまうほうが早く片づきます。

  1. 縦の細切りは作り置き用に(浅漬け、ナムル、ラーパーツァイ)
  2. そぎ切りはその日の主菜用に(豚肉とのオイスター炒めなど)
  3. 横の細切り・みじん切りは汁物や肉だね用に。すぐ使わない分は冷凍へ

まな板を出すのが一度で済み、同じ芯から食感の違う料理が並ぶので飽きにくくなります。塩もみするとかさがぐっと減るので、量の多さに気が重いときは作り置き用から手をつけましょう。

シャキシャキ感を生かす白菜の芯レシピ|生・作り置き4品

ガラス容器に入った白菜の芯のラーパーツァイ

みずみずしい芯は、生で食べるとその歯ごたえがいちばんよくわかります。白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費という点でも、塩もみでかさが減る生食系は一度にたくさん使えるのが強みです。4品とも、繊維に沿った縦の細切り(長さ4〜5cm)で作ります。

1. 塩昆布の浅漬け

細切りにした芯をポリ袋に入れ、重さの2%前後の塩(300gなら小さじ1ほど)をまぶして軽くもみます。15分ほど置いて出てきた水気を絞り、塩昆布をひとつまみ加えて混ぜれば完成です。塩昆布にも塩気があるので、しょっぱさが気になるなら最初の塩を少し減らしましょう。柚子の皮や輪切りの赤唐辛子を足すと、味に変化がつきます。

2. ごま油香るナムル

細切りを塩少々でもんで5分ほど置き、水気をしっかり絞ります。ごま油、すりごま、鶏ガラスープの素少々、好みでおろしにんにくを加えて和えるだけです。生の歯ごたえが強すぎると感じるなら、塩もみの代わりに熱湯で30秒ほどさっとゆで、ざるに上げて冷ましてから絞ってください。

3. ラーパーツァイ(中華風の甘酢漬け)

ラーパーツァイは、白菜を甘酢に漬けて熱したごま油をかける中華の前菜で、芯だけでもよく作られます。芯300gに対する目安は次のとおりです。

  1. 芯を細切りにし、塩小さじ1をまぶして15〜20分置き、水気をしっかり絞る
  2. 酢大さじ3と砂糖大さじ2を混ぜた甘酢で和え、せん切りの生姜と輪切りの赤唐辛子をのせる
  3. 小鍋でごま油大さじ2を温め、熱いうちに上から回しかけて全体を混ぜる

水気が残っていると熱い油がはねるので、絞る工程は手を抜かないようにしてください。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、味がなじんでから食べるとおいしくなります。

4. ツナとコーンのコールスロー風

細切りをさらに細いせん切りにして塩もみし、水気を絞ります。マヨネーズ、酢少々、砂糖ひとつまみ、こしょうで味をととのえ、油を切ったツナと缶詰のコーンを混ぜます。白菜は水分が多く、和えてから時間がたつと水が出てくるので、食べる直前に和えるのがコツです。

加熱して甘みを引き出す白菜の芯レシピ|炒め・焼き・汁物5品

フライパンで豚肉と白菜の芯を炒める様子

芯は加熱すると透き通ってやわらかくなり、甘みが出てきます。白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費の面でも、火を通すとかさが減るぶん、生で食べるより一度にたくさん使えます。葉と一緒に入れると火の通りに差が出るので、芯だけで作るか、芯を先に入れるのが基本です。

5. 豚肉と芯のオイスター炒め

芯200gはそぎ切りにします。フライパンで豚こま切れ肉150gを炒め、色が変わったら芯を加えて強めの中火で炒めます。芯の縁が透き通ってきたら、オイスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ1、酒大さじ1を回し入れて全体にからめます。白菜から水が出てくるので、仕上げに水溶き片栗粉で軽くとろみをつけると味がぼやけず、ごはんにのせても食べやすくなります。

6. 芯のきんぴら

縦の細切りにした芯200gを、ごま油を熱したフライパンで強火のまま手早く炒めます。しんなりしすぎる前に、しょうゆとみりん各大さじ1、砂糖少々を加え、汁気を飛ばすように炒め合わせます。赤唐辛子と白ごまをふれば、ごぼうのきんぴらより軽い、シャキッとした副菜になります。弱火でゆっくり炒めると水が出て煮物のようになるので、火は強めに保ちましょう。

7. 芯のバター醤油焼き

株元に近い厚い軸を5cmほどの長さに切り、フライパンに並べます。中火で焼き色がつくまで焼いたら裏返し、水大さじ2を入れてふたをして2〜3分蒸し焼きにします。竹串がすっと通ったら、バター10gとしょうゆ小さじ1を加えてからめます。表面の香ばしさと、蒸されてとろりとした中の甘みが一度に味わえる食べ方です。

8. 芯と卵の中華スープ

芯を繊維を断つ横向きの細切りにし、水と鶏ガラスープの素で煮ます。芯が透き通ったら塩・こしょうで味をととのえ、溶き卵を細く回し入れ、仕上げにごま油を数滴たらします。横に切った芯はすぐやわらかくなるので、忙しい朝でも作れます。味噌汁の具にするときも同じ切り方が向いていて、油揚げやわかめとよく合います。

9. みじん切りで餃子・肉だねに

株元の硬いところや、細切りで使いきれなかった端は、みじん切りにしてひき肉に混ぜます。塩少々をふって10分ほど置き、水気を絞ってから加えると、焼いたときに水っぽくなりません。餃子のほか、ハンバーグ、つくね、そぼろ、チャーハンの具にも使えます。肉だねのかさ増しにもなるので、量が多い日に頼れる使い方です。

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費のよくある質問

冷凍用保存袋に平らに入れた白菜の芯

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費について、つまずきやすい点をまとめました。

白菜の芯は生で食べても大丈夫ですか?

白菜は生でも食べられる野菜で、芯も同じです。ただ、株元の硬いところは繊維が詰まっていて生では食べにくいので、生で使うなら白い軸を細く切るのが向いています。葉の付け根のすき間には土が残っていることがあるので、切る前に流水でよく洗いましょう。

芯が硬くて、炒めても火が通りにくいときは?

そぎ切りか、繊維を断つ横切りにすると、同じ加熱時間でもやわらかくなります。それでも硬いときは、耐熱容器に入れてふんわりラップをかけ、電子レンジで軽く加熱してから炒めると早く仕上がります。葉と一緒に使うなら、芯を先に入れて透き通ってから葉を加えます。

芯で作った作り置きは、どのくらい日持ちしますか?

浅漬けやラーパーツァイ、ナムルは、清潔な保存容器に入れて冷蔵し、2〜3日を目安に食べきると安心です。塩や酢を控えめにした場合は、それより早めに。取り分けるときは乾いた清潔な箸を使い、においやぬめりが出てきたら食べるのはやめましょう。

使い切れない芯は冷凍できますか?

できます。料理に使う形に切って水気をふき、冷凍用保存袋に平らに入れて空気を抜いてから冷凍します。凍ったまま汁物や炒め物、煮物に入れられるので手軽です。解凍するとシャキシャキ感は戻らないため、生の食感を生かす浅漬けやサラダには向きませんが、解凍して水気を絞れば和え物には使えます。1か月ほどを目安に使いきりましょう。冷凍した白菜の水っぽさが気になるなら「白菜 冷凍 まずい 対策|美味しさキープの保存テクニック」も参考にしてください。

冷蔵で置いておく方法や、丸ごと買ったときの芯の処理は「白菜 保存 丸ごと 新聞紙|芯のひと手間で数週間持たせる包み方」と「白菜 保存 長持ち 冷蔵 冷凍|鮮度を2倍キープする正しい方法」で詳しく紹介しています。

まとめ|白菜の芯は切り方を決めれば主役になる

白菜の芯で作ったおかずが並ぶ食卓

白菜 芯 使い方 レシピ 大量消費のポイントは、料理を決める前に「どう切るか」を決めることです。

  • 繊維に沿った縦の細切りは、シャキシャキ感を生かす浅漬け・ナムル・ラーパーツァイ・きんぴらに
  • そぎ切りは、火の通りと味のしみ込みが早いので炒め物や煮物に
  • 繊維を断つ横切りは、やわらかく仕上げたいスープや味噌汁に
  • 株元の硬いところは、薄切りかみじん切りで炒め物や肉だねに
  • 量が多い日は最初にまとめて切り分け、作り置き・主菜・汁物や冷凍に振り分ける

葉を使いきったあとの芯は残り物ではなく、食感の違うおかずをもう2〜3品作れる食材です。まずは冷蔵庫に残っている芯を縦に細く切って塩もみし、ラーパーツァイか浅漬けを保存容器ひとつ分作るところから始めてみてください。

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