鍋つゆ 手作り 黄金比 割合|だし12:しょうゆ1:みりん1を基本に味噌・塩・キムチまで作り分け

鍋つゆ 手作り 黄金比 割合のイメージ画像 料理・食材保存

「鍋つゆ 手作り 黄金比 割合」で調べているなら、最初に覚えておきたいのは寄せ鍋の「だし12〜13:しょうゆ1:みりん1」です。だし800mlにしょうゆ・みりん・酒を大さじ4ずつ入れれば、3人分前後のつゆになります。この割合で作ったつゆの塩分はおよそ1%で、この数字を物差しにすれば、味噌や塩、キムチの鍋に切り替えるときも分量を割り出せます。味別の早見表と人数ごとの分量、具材や〆に合わせた調整、作り置きできる合わせ調味料まで、目安の数字つきでまとめました。

鍋つゆ 手作り 黄金比 割合の基本|だし12〜13:しょうゆ1:みりん1から始める

市販の鍋の素を使わずに作るなら、基本はしょうゆ味の寄せ鍋です。「鍋つゆ 手作り 黄金比 割合」として紹介されることが多いのは「だし12:しょうゆ1:みりん1」前後の配合で、酒を1加えることもあります。決まった基準があるわけではなく、だしを15〜16まで増やしたあっさりめの配合もあるので、この記事ではほかの味にも応用しやすい「だし12〜13」を基準にします。

割合で覚えれば、量る道具は何でもいい

割合で覚える利点は、単位を選ばないことです。計量カップでも大さじでも、いつものお玉でも、「だし13杯・しょうゆ1杯・みりん1杯」と数えれば比率は変わりません。人数が増えたら杯数を増やすだけで済みます。

基準は「つゆの塩分1%前後」

だし800mlに濃口しょうゆ大さじ4を入れると、しょうゆ由来の塩分は約10g。みりんと酒を合わせたつゆ全体(約980ml)の、ほぼ1%です。汁物の塩分は0.6〜1%程度がひとつの目安とされます。鍋は具材から出る水分で少しずつ薄まるので、煮る前は上限寄りの1%前後にしておくと、食べるころにちょうどよくなります。

「鍋つゆ 手作り 黄金比 割合」を塩分で考えておくと、しょうゆを味噌や塩に置き換えるときの量も出せます。

調味料 塩分の目安 しょうゆ大さじ1と同じ塩分にするには
濃口しょうゆ 大さじ1で約2.6g ―
薄口しょうゆ 大さじ1で約2.9g 大さじ1弱
味噌(信州味噌など淡色の辛口) 大さじ1で約2.2g 大さじ1強
白味噌(甘口) 大さじ1で約1.1g 大さじ2強
塩 小さじ1で約6g 小さじ1/2弱

※日本食品標準成分表の数値をもとにした概算です。減塩タイプなど商品によって塩分は変わるので、パッケージの表示もあわせて確認してください。

鍋つゆの材料になるだし・しょうゆ・みりんと計量スプーン

味別に見る鍋つゆ 手作り 黄金比 割合の早見表|寄せ鍋・味噌・塩・キムチ・豆乳

だし800ml(3人分前後)を基準にした目安です。鍋の大きさが違っても、「割合」の列を覚えておけば同じように作れます。

味 割合の目安(容量) だし800mlのときの分量 合う具材の例
寄せ鍋(しょうゆ) だし12〜13:しょうゆ1:みりん1:酒1 しょうゆ・みりん・酒 各大さじ4 鶏もも肉、たら、白菜、しいたけ、豆腐
味噌 だし13:味噌1:みりん0.5:酒0.5 味噌大さじ4、みりん・酒 各大さじ2、しょうゆ小さじ1 豚バラ肉、キャベツ、もやし、長ねぎ
塩 だしの重さの約0.9%の塩+酒 塩小さじ1強(約7g)、酒大さじ2、ごま油少々 鶏肉、鶏団子、白菜、長ねぎ
キムチ 味噌鍋の味噌を半分にし、だしの4分の1量のキムチを足す 白菜キムチ200g、味噌大さじ2、しょうゆ大さじ1、酒大さじ2、ごま油小さじ2 豚バラ肉、にら、豆腐、もやし
豆乳 味噌鍋のだしの半分を無調整豆乳に置き換える だし400ml+豆乳400ml、味噌大さじ3、みりん大さじ1、しょうゆ小さじ2 鶏肉、白菜、しめじ、水菜

味噌や鶏がらスープの素、キムチは商品によって塩気がかなり違います。表の7〜8割を先に入れ、具材が煮えてから味を見て足すと大きく外しません。

味噌は半量ずつ2回に分けて溶く

味噌は長く煮立てると香りが飛びやすいので、半量を最初に溶き、残りは食べる直前に加えます。甘口の白味噌は塩分が辛口の半分ほどなので、辛口の味噌と半々にすると味が決まりやすくなります。

塩鍋は、鶏がらスープの素の塩分も数に入れる

塩鍋はしょうゆや味噌と違って色も香りもつかないぶん、塩の量がそのまま味に出ます。塩は半量を先に入れて、煮えてから足すのが安全です。顆粒の鶏がらスープの素でだしを作るなら、素にも塩分があるので塩は表の半分から。仕上げのごま油と黒こしょうで味が締まります。

キムチ鍋は、キムチを「塩気のある調味料」として数える

キムチ自体に塩気と酸味があるので、表では味噌としょうゆを控えめにしています。漬かり具合で塩気が変わるため、しょうゆは最後に味を見てから。大人だけで食べるなら、豚肉とキムチをごま油で炒めてからだしを注ぐと、酸味の角が取れます。辛さは足せても抜けないので、子どもと一緒の日は、キムチを入れる前のつゆで具材を煮て先に取り分け、残りにキムチを加えましょう。

豆乳は最後に入れて煮立てない

豆乳は沸騰させると分離しやすいので、だしと味噌で具材を煮てから注ぎ、弱火を保ちます。調整豆乳なら甘みがあるので、みりんは省いてかまいません。

なお、ポン酢などのつけだれで食べる水炊きやしゃぶしゃぶは、つゆにほとんど味をつけないのが一般的で、この割合表とは考え方が別です。

しょうゆ・味噌・キムチ・豆乳の4種類の鍋つゆを小鉢に並べた様子

人数・具材・〆に合わせた割合の調整

人数別の分量(寄せ鍋の場合)

1人あたりのだしは250〜300mlが目安です。しょうゆ・みりん・酒は、それぞれ「だしの量を13で割ったくらい」と覚えると計算が楽になります。

人数 だし しょうゆ・みりん・酒(各)
1人分(1人用の小さな土鍋) 300ml 大さじ1と1/2
2人分 600ml 大さじ3
3人分 800ml 大さじ4
4人分 1000ml 大さじ5

最初はつゆが少なく見えても、白菜や豆腐から水分が出てかさが増えます。鍋の深さの半分ほど入っていれば足りますが、具材を山盛りにする日は1〜2割多めに作っておきましょう。

具材から出る水分とうま味を見込む

  • 白菜・もやし・きのこが多い:水分で薄まるので、だし12寄りの濃いめで始める
  • 豚バラ肉や鶏もも肉、鶏団子が多い:肉からうま味が出るので、顆粒だしを減らしても物足りなくなりにくい
  • たらや牡蠣など魚介が中心:酒を気持ち多めにし、しょうがの薄切りを入れると臭みがやわらぐ
  • ソーセージや練り物など塩気のある具が多い:だし14〜15の薄めで始める

〆まで食べるなら、最初は薄めに

雑炊やうどんを入れるころには、つゆが煮詰まって濃くなっています。〆まで食べるなら、だしを14〜15に増やした薄めの割合で始め、物足りなければしょうゆを小さじ1ずつ足しましょう。雑炊に散らす小口ねぎは、まとめて刻んで冷凍しておくとすぐ使えます。刻み方と保存のコツは「長ねぎ 冷凍 保存 小口切り|塊にならずパラパラのまま使い切るコツ」を参考にしてください。

つゆを足すときは「追いつゆ」で割合を崩さない

つゆが減ったとき、水だけを足すと味がぼやけ、しょうゆだけを足すと角が立ちます。同じ割合のつゆを1〜2割多めに作って取り分けておき、減った分をそれで補えば味がぶれません。水やだしで割るのは、煮詰まって濃くなったときだけにします。

お玉でだしを量りながら小さな土鍋に注ぐ手元

よくある質問

Q. 顆粒だしや白だしで作るときも、同じ割合でいいですか?

A. 顆粒和風だしなら、表示どおりに水へ溶かしたものを「だし」として扱えば同じ割合で作れます。ただし塩分を含む商品が多いので、だし800mlの寄せ鍋なら、しょうゆは大さじ4ではなく3から入れて味を見てください。白だしはだしとしょうゆなどを合わせた調味料で、濃さは商品ごとに違います。ラベルに鍋物用の割り方があればそれに従い、なければお吸い物用の割り方より水を少なめにして、味を見ながら調整します。

Q. しょうゆは濃口と薄口、どちらを使えばいいですか?

A. どちらでも作れます。薄口しょうゆは色が淡いものの、塩分は濃口より少し高め(大さじ1で約2.9g、濃口は約2.6g)なので、置き換えるなら同量か気持ち控えめに。具材の色をきれいに見せたいなら薄口、香りを立たせたいなら濃口が向いています。

Q. みりんがないときは、どうすればいいですか?

A. みりん大さじ1につき、酒大さじ1と砂糖小さじ1ほどで置き換えられます。照りやまろやかさは本みりんより控えめになるので、砂糖は少なめに入れて加減してください。酒も使いたくないときは、酒の分をすべて同量のだしに替えれば作れます。

Q. 合わせ調味料を作り置きしておけますか?

A. しょうゆ・みりん・酒を1:1:1で合わせてひと煮立ちさせ、冷ましてから清潔な瓶に入れて冷蔵すれば、1週間程度を目安に使えます。使うときは「だし4:合わせ調味料1」で割ると、「だし12:しょうゆ1:みりん1:酒1」と同じ割合になります。だしで割ったつゆは傷みやすいので、作り置きは合わせ調味料の段階までにしましょう。

瓶に入れて作り置きした鍋つゆ用の合わせ調味料

まとめ|鍋つゆ 手作り 黄金比 割合は「だし12〜13:しょうゆ1:みりん1」と塩分1%で覚える

「鍋つゆ 手作り 黄金比 割合」のポイントを整理します。

  • 寄せ鍋はだし12〜13:しょうゆ1:みりん1(+酒1)。だし800mlなら各大さじ4
  • 割合なので単位は問わない。お玉で数えても比率はそのまま
  • 目安は塩分1%前後。しょうゆ大さじ1は味噌大さじ1強、塩小さじ1/2弱に相当
  • 味噌・塩・キムチ・豆乳も同じ考え方。キムチや鶏がらスープの素の塩分も数に入れる
  • 野菜が多い日は濃いめ、〆まで食べる日は薄めから始める

数字は出発点なので、好みに合わせて動かしてかまいません。まずは今夜、だし800mlにしょうゆ・みりん・酒を大さじ4ずつ合わせた寄せ鍋のつゆを作り、家族の「もう少し濃く」「甘さ控えめで」といった感想をメモしておくと、次からはわが家の割合で作れます。

卓上コンロで湯気を立てる寄せ鍋と取り皿

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